測量士補の過去問 令和4年度（2022年） 問26

IPの設置では、線形決定により定められた座標値を持つIPを、近傍の4級基準点以上の基準点に基づき、放射法等により現地に設置します。

仮BM設置測量とは、縦断測量及び横断測量に必要な水準点を設置し、標高を求める作業をいいます。仮BMを設置する間隔は500mを標準とします。

縦断測量とは、仮BMなどに基づき水準測量を行い、中心杭高や地盤高などを測定し、路線の縦断面図データファイルを作成する作業をいいます。

中心線測量とは、路線の主要点及び中心点を設置する作業をいいます。主要点には役杭を設置し、中心点には中心杭を設置します

横断測量では、中心杭等を基準にして、中心点における中心線の接線に対して直角方向の線上にある地形の変化点及び地物について、中心点からの距離及び地盤高を測定します。

説明文は正しいです。

IPの設置とは、線形決定で定められた結果に基づき、

地図上のIPの位置を座標と定め線形図を作成する作業です。

4級以上の基準点に基づき放射法等により設置します。

IPには標杭を設置します。

説明文は間違いです。

仮BM設置測量とは、縦断測量及び横断測量に必要な水準点（仮BM）を設置し、

標高を求める作業のことをいいます。平地においては3級水準測量、

山地においては4級水準測量により行います。

仮BMの設置する間隔は500mを基準とします。

よって、【100mを標準とする。】というのは誤りです。

説明文は正しいです。

縦断測量とは、仮BMなどに基づき水準測量を行い、中心杭高や地盤高などを測定し、

路線の縦断面図データファイルを作成する作業をいいます。

地盤高及び中心線上の主要な構造物の標高を仮ＢＭ又はこれと同等以上の水準点に基づき、

平地においては４級水準測量、山地においては簡易水準測量により行うものとします。

説明文は正しいです。

中心線測量とは、路線の主要点及び中心点を設置し線形地形図を作成する作業をいいます。

主要点には役杭を設置し、中心点には中心杭を設置します。

4級以上の基準点、IP及び主要点に基づき、放射法等により実施します。

説明文は正しいです。

横断測量とは、中心杭等を基準にして、中心点における中心線の接線に対して

直角方向の線上にある地形の変化点及び地物について、中心点からの距離及び地盤高を

測定して横断面図データファイルを作成する作業です。

正しい記述です。

IPの設置とは、線形決定の結果により、地図上でのIPの座標を定めることです。

4級以上の基準点に基づいて、放射法等により設置します。

誤った記述です。

縦断測量及び横断測量に必要な水準点（仮BM）を設置し、標高を求めることです。

平地では3級水準測量、山地では4級水準測量で行います。

仮BMの設置する間隔は500mを基準となりますので、「100mを標準とする。」という記述は誤りです。

正しい記述です。

中心線の杭を結びながら測量することで、現在の地盤高さを連続して把握することができます。

正しい記述です。

4級以上の基準点やIP点に基づき、放射法等により設置します。

正しい記述です。