登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問13
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問題
登録販売者試験 平成25年度(地域1) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
プラセボ効果(偽薬効果)に関する次の記述の正誤について、正しいものはどれか。
- プラセボ効果は、主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることもある。
- プラセボ効果によってもたらされる反応や変化には、不都合なもの(副作用)はない。
- 通常、医薬品を使用したときにもたらされる反応や変化には、薬理作用によるもののほか、プラセボ効果によるものも含まれている。
- プラセボ効果は、医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待(暗示効果)や、条件付けによる生体反応、時間経過による自然発生的な変化(自然緩解など)等が関与して生じると考えられている。
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この過去問の解説 (3件)
01
誤っている2についてですが、望ましい効果と不都合なものの両方の場合があります。ある研究データによると、健康な人108人にプラセボ投与を実施し、血液検査を行ったところ、そのうち14%の人に肝機能検査の異常があったという報告があります。
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02
1→
主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることもありますが、
不確実であるため積極的に利用されるものではありません。
2→
プラセボ効果によってもたらされる反応や変化には、
望ましいものと不都合なものの両方があります。
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03
各選択肢については以下のとおりです。
1.正しいです。
文のとおりです。
新薬開発の治験で偽薬を使うことがあり、主観的な要素を取り除き、客観的にどうか比較試験を行うことがあります。
2.誤りです。
プラセボ効果と言った場合、症状改善だけでなく副作用もあります。期待した作用ではなく、望まない作用の出現をノセボ効果といいます。
3.正しいです。
文のとおりです。
4.正しいです。
文のとおりです。
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