登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問17

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問題

登録販売者試験 平成25年度(地域1) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

一般用医薬品の販売等に従事する専門家の対応に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 購入者が医薬品を使用する本人であっても、その人の状態や様子全般から得られる情報は、状況把握につながる手がかりとはならない。
  • 一般用医薬品は、生活者が自らの疾病の治療等を目的としているため、医薬品を使用する人が過去に医薬品による副作用の経験があるか確認する必要はない。
  • 一般用医薬品の販売時には、症状等がある場合、それはいつ頃からかなど、購入者側の状況把握に努めることが望ましい。
  • 情報提供は、説明した内容が生活者にどう理解され、行動に反映されているか、などの実情を把握しながら行うことにより、その実効性が高まる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:3,4です。


購入者自身が一般医薬品の添付文書や、箱書きなどの説明を読まずに使用することや、
CMや新聞広告等を見て漠然と一般医薬品を選び、指名買いをされることは少なくありません。

そのため、購入者の状況や、様子全体を把握すること、過去の副作用を確認することは、
購入者に対して適切な一般医薬品を提供するための大切な手がかりとなります。

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02

正しいものは3,4です。

誤っているものは以下のとおりです。

1→手がかりになります。現に症状がある場合、状況によっては、医療機関の受診を勧めた方がいいこともあります。

2→確認の必要があります。アレルギーやその他医薬品による副作用がある人に対しては、一般医薬品よりも、医療機関の受診を勧めた方がいいです。

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03

正しいものは3.4です。
まず、3についてですが、状況によっては販売せず、医療機関受診を勧めた方がいいケースもあるため、大切です。4については、正しい使用方法をしているかどうかによって、実効性が左右されるため、実情が把握できることが理想です。

他の選択肢については以下のとおりです。
1.誤りです。
熱っぽい人は表情に現れます。発疹などが皮膚の見える部分に現れていることもあります。何らかの手がかりになることもあります。

2.誤りです。
過去に副作用を起こしていると、同じような物質で副作用を起こす可能性が高いです。購入者が購入しようとしている医薬品に反応を起こす物質が含まれていれば、そういった情報提供が必要であり、状況によっては医療機関を勧めた方がいいケースもあります。

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