登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問75
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問題
登録販売者試験 平成25年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問75 (訂正依頼・報告はこちら)
一般用医薬品の浣腸薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しいものはどれか。
- 浣腸薬は、便秘の場合に排便を促すことを目的として、直腸内に適用されるほか、便秘以外のときに直腸内容物の排除を目的として用いられる。
- 浣腸薬は、繰り返し使用すると直腸の感受性の低下が生じて効果が弱くなる。
- ソルビトールは、浸透圧の差によって腸管壁から水分を取り込んで直腸粘膜を刺激し、排便を促す効果を期待して用いられる。
- グリセリンが配合された浣腸薬が、肛門や直腸の粘膜に損傷があり出血しているときに使用されると、グリセリンが傷口から血管内に入って、赤血球の破壊(溶血)を引き起こすおそれがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
誤っている1についてですが、文中の「便秘以外のときに直腸内容物の排除を目的として用いられる」という部分が誤りです。
医療機関で、術前処置や腸の検査の前処置に浣腸薬を用いることはありますが、一般薬で医師への相談もなく用いることは不適切です。
浣腸薬は、直腸に急激な動きを与えます。妊娠している場合、流産や早産の誘発にもつながります。
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02
浣腸薬は排便を促すことを目的として使用される医薬品です。
便秘以外の時に使用してはいけません。
また直腸の急激な動きに刺激されて
流産や、早産を引き起こす可能性があるため、
妊婦さんや、妊娠の可能性がある女性は
使用を避けましょう。
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03
2)正
3)正
4)正
前文は正しいですが、便秘以外のときに直腸内容物の排除に関しては目的としていないため誤りです。
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