登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問77
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問題
登録販売者試験 平成25年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問77 (訂正依頼・報告はこちら)
強心薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しいものはどれか。
- レイヨウカクは、シカ科のマンシュウアカジカ等の雄の幼角を用いた生薬で、強心作用の他、強壮、血行促進等の作用があるとされる。
- ジャコウは、シカ科のジャコウジカの雄のジャコウ腺分泌物を乾燥したもので、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高める等の作用があるとされる。
- インヨウカクは、フタバガキ科のリュウノウジュの樹幹の空隙に析出する精油の結晶を用いた生薬で、中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して用いられる。
- ジンコウは、ウグイスガイ科のアコヤガイ等の殻内肉組織中に形成される球状の塊を粉末にしたもので、鎮静作用等を期待して用いられる。
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この過去問の解説 (3件)
01
誤っているものは以下のとおりです。
1→「レイヨウカク」ではなく「ロクジョウ」の説明です。「レイヨウカク」はウシ科のサイカレイヨウなどの角を用いた生薬で、緊張や興奮を鎮める作用があるといわれています。
3→「インヨウカク」ではなく「リュウノウ」の説明です。インヨウカクは、メギ科のエピメディウム・プレピコルヌム、ホザキイカリソウ、キバナイカリソウなどの地上部を基原とする生薬で、強壮、血行促進、強精などの作用があるとされています。
4→「ジンコウ」ではなく、「シンジュ」の説明です。「ジンコウ」は、ジンチョウゲ科のジンコウ、その他同属植物からとれる黒色の樹脂が沈着した部分を採取したものを基原としています。鎮静、健胃、強壮などの作用を期待され用いられます。
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02
レイヨウカクはウシ科サイガカモシカの角です。
解熱、鎮痛、鎮静作用をもちます。
説明文1にあたる配合成分はロクジョウになります。
インヨウカクはメギ科のホザキノイカリソウです。
利尿、補精、強壮作用をもちます。
説明文3にあたる配合成分はリュウノウになります。
ジンコウはジンチョウゲ科ジンコウなどの材中の樹脂が沈着したものです。
鎮痛、鎮静、健胃整腸作用をもちます。
説明文4にあたる配合成分はシンジュになります。
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03
レイヨウカクではなく、ロクジョウの説明文です。
2)正
3)誤
インヨウカクではなく、リュウノウの説明文です。
4)誤
ジンコウではなく、シンジュの説明文です。
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