登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
人体の働きと医薬品 問61
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問題
登録販売者試験 平成26年度(地域1) 人体の働きと医薬品 問61 (訂正依頼・報告はこちら)
消化器に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。
a 消化腺から分泌される消化液に含まれる消化酵素の作用によって飲食物が分解されることを化学的消化という。
b 唾液には、デンプンをデキストリンやアミノ酸に分解する消化酵素が含まれている。
c 食道から送られてきた内容物の胃内での滞留時間は、炭水化物主体の食品の場合には比較的短く、脂質分の多い食品の場合には比較的長い。
d タンパク質は、小腸において消化酵素の作用によって単糖類に分解されて吸収される。
a 消化腺から分泌される消化液に含まれる消化酵素の作用によって飲食物が分解されることを化学的消化という。
b 唾液には、デンプンをデキストリンやアミノ酸に分解する消化酵素が含まれている。
c 食道から送られてきた内容物の胃内での滞留時間は、炭水化物主体の食品の場合には比較的短く、脂質分の多い食品の場合には比較的長い。
d タンパク質は、小腸において消化酵素の作用によって単糖類に分解されて吸収される。
- (a 、b)
- (a 、c)
- (b 、d)
- (c 、d)
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この過去問の解説 (3件)
01
a…正しいです。
b…誤りです。
唾液には、デンプンをデキストリンや「麦芽糖」に分解する消化酵素が含まれています。
アミノ酸に分解する消化酵素はエレプシンで、これは小腸の内壁から分泌されます。
c…正しいです。
d…誤りです。
タンパク質は、小腸の消化酵素の作用によって「アミノ酸」に分解されて吸収されます。
単糖類に分解されるのは炭水化物です。
よって、a・cが正しい組み合わせとなります。
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02
d.タンパク質は、アミノ酸に分解されます。
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03
a.正:正しい記述です。化学的消化と機械的消化は定義が出題されやすい傾向があります。
b.誤:唾液には、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する消化酵素が含まれています。
唾液アミラーゼやプチアリンなど唾液関係は覚える必要性は高いです。
c.正:正しい記述です。ペプシノーゲン+胃酸でペプシンになり、たんぱく質をペプトンまで分解します。
d.誤:単糖類ではなく、アミノ酸に分解されます。
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