登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
人体の働きと医薬品 問74

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問題

登録販売者試験 平成26年度(地域1) 人体の働きと医薬品 問74 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の副作用として現れる間質性肺炎に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。


a  気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたものである。

b  一般的に、医薬品の使用開始から1~2週間程度で起きることが多い。

c  症状として、呼吸困難や空咳がみられる。

d  原因となった医薬品の成分が体内から消失すれば症状は寛解し、悪化することはない。
  • a 誤   b 正   c 正   d 誤
  • a 正   b 正   c 誤   d 正
  • a 正   b 誤   c 正   d 誤
  • a 誤   b 正   c 誤   d 正
  • a 正   b 誤   c 正   d 正

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

a…誤りです。
間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こしたものです。
気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたものは、通常の肺炎です。

b…正しいです。
かぜや気管支炎の症状との判別が難しいので、医薬品の使用開始から1~2週間は注意が必要です。

c…正しいです。
発熱の症状も出ますが、必ず出るわけではありません。

d…誤りです。
症状が一過性に現れて、自然に回復することもありますが、悪化して肺線維症になることもあります。

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02

間質性肺炎は、肺の間質(肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織)が炎症を起こした病態です。

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03

1が正解です。

a.誤:通常の肺炎と異なり、間質(肺胞と毛細血管を取り囲んで
 いる組織)が炎症を起こしたものです。

b.正:正しい記述です。

c.正:正しい記述です。痰の出ない咳(空咳)、息切れ、息苦しさ等の呼吸困難が起こります。

d.誤:悪化して肺線維症になる場合があります。

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