登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問7
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問題
登録販売者試験 平成27年度(地域1) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
一般用医薬品の相互作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 一般用医薬品は、一つの医薬品の中に必ず作用の異なる複数の成分を組み合わせて含んでいる。
b かぜ薬、アレルギー用薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬では、配合されている成分が重複することは少なく、併用してもよい。
c 相互作用のリスクを減らす観点からも、緩和を図りたい症状が明確である場合には、なるべくその症状に合った成分のみが配合された医薬品が選択されることが望ましい。
d 医療機関で治療を受けている人は、通常一般用医薬品を併用しても問題ないかどうかについて、治療を行っている医師又は歯科医師若しくは処方された医薬品を調剤する薬剤師に確認する必要がある。
a 一般用医薬品は、一つの医薬品の中に必ず作用の異なる複数の成分を組み合わせて含んでいる。
b かぜ薬、アレルギー用薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬では、配合されている成分が重複することは少なく、併用してもよい。
c 相互作用のリスクを減らす観点からも、緩和を図りたい症状が明確である場合には、なるべくその症状に合った成分のみが配合された医薬品が選択されることが望ましい。
d 医療機関で治療を受けている人は、通常一般用医薬品を併用しても問題ないかどうかについて、治療を行っている医師又は歯科医師若しくは処方された医薬品を調剤する薬剤師に確認する必要がある。
- a 正 b 正 c 誤 d 誤
- a 正 b 誤 c 正 d 正
- a 誤 b 正 c 誤 d 誤
- a 正 b 誤 c 正 d 誤
- a 誤 b 誤 c 正 d 正
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この過去問の解説 (3件)
01
・一般用医薬品は、一つの医薬品の中に作用の異なる複数の成分を組み合わせて含んでいることが多いです。
しかし必ずではなく、作用の異なる複数の成分を組み合わせていない一般用医薬品もあります。
・かぜ薬、アレルギー用薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬では、配合されている成分が重複することがあるので、併用は避けてください。
どうしても併用をしたい場合は、医師等に相談することが重要です。
・相互作用のリスクを減らす観点からも、緩和を図りたい症状が明確である場合には、なるべくその症状に合った成分のみが配合された医薬品が選択されることが望ましいとされています。
・医療機関で治療を受けている人は、通常一般用医薬品を併用しても問題ないかどうかについて、治療を行っている医師又は歯科医師または処方された医薬品を調剤する薬剤師に確認する必要があります。
となります。
よって、
aは「必ず/含んでいる」が「含んでいるものが多い」となり間違い。
bは「重複することは少なく、併用してもよい」が「重複するので、併用は避ける」となり間違い。
cは、問題文の通りなので正しい。
dも、問題文の通りなので正しい。
となるので、5の組み合わせが正解です。
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02
→「必ず」含んでいるとは限りません。
問題の中にこのように言い切るような表現があれば要注意。
b かぜ薬、アレルギー用薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬では、配合されている成分が重複することは少なく、併用してもよい。
→重複することは少なくなく、併用には充分な注意が必要であり、医師や薬剤師・登録販売者に確認することがすすめられます。
cdは正しいです。
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03
a→ 一般用医薬品の中にはいくつかの作用が含まれているものも多くありますが、すべてがそうであるわけではありません。
b→ かぜ薬、アレルギー用薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬には同じような成分が含まれていることがあります。併用することによって医薬品の効力が低下したり、重篤な症状につながる可能性もありますので十分な注意が必要です。
c→ いくつかの成分を取り入れることによって、かえって身体に負担を与えてしまう場合もあります。
症状が明確な場合には専門家に相談したうえで症状にあった成分のみが配合されている医薬品を選択するべきです。
d→ 相互作用によってよくない影響が出ることを避けるために、治療中の疾病がある場合には医師や薬剤師に相談してから一般用医薬品を用いることは大切です。
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