登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
医薬品の適正使用と安全対策 問106

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問題

登録販売者試験 平成27年度(地域1) 医薬品の適正使用と安全対策 問106 (訂正依頼・報告はこちら)

一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。


a  散剤は、温湿度の影響を受けやすいため、「 直射日光の当たらない涼しい場所に保管すること 」と記載されている場合、冷蔵庫内で保管するのがよい。

b  小児は好奇心が強く、誤って医薬品を口の中に入れる可能性があることから、誤飲事故を防ぐため、「小児の手の届かないところに保管すること」と記載されている。

c  誤用の原因になったり、医薬品の適切な品質が維持できなくなるおそれがあるため、「 他の容器に入れ替えないこと 」と記載されている。

d  点眼薬では、治療に必要な量が確保できなくなるおそれがあるため、「 他の人と共用しないこと 」と記載されている。
  • ( a、b )
  • ( a、d )
  • ( b、c )
  • ( c、d )

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この過去問の解説 (3件)

01

a.誤りです。冷蔵庫内での保管するのが望ましいとされているのはシロップ剤です。
b.正しい文章です。
c.正しい文章です。
d.誤りです。点眼液は治療に必要な量が確保できなくなるおそれがあるという理由ではなく、他の人との共有により感染の危険性があるため、共有しないこととされています。

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02

解答:3

a.誤
シロップ剤は冷蔵庫に保管することもありますが、それ以外は湿気を避けるため、特に指示がなければ冷蔵庫には保管しません。

b.正
小児の誤飲を防ぐため、手の届かないところに保管します。

c.正
誤用する危険性の他にも、医薬品によっては開封されると期日まで品質が保てない場合もあるので、容器を入れ替えないようにします。

d.誤
点眼薬を他人と共用しないのは、点眼薬がまつげなどに触れて眼病などに感染するのを防ぐ目的です。

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03

正しい組み合わせは3です。

a.~dの各選択肢については以下のとおりです。

a.誤りです。

散剤、カプセル剤、錠剤などを冷蔵庫に入れておくと、

取り出したときに室温との温度差で湿気を帯びる可能性があるため、

冷蔵庫内での保管はよくないです。

b.正しいです。文のとおりです。

c.正しいです。文のとおりです。

d.誤りです。文中の「治療に必要な量が確保できなくなる

おそれがあるため」の部分が誤りです。

他の人と共用してはいけない理由ですが、

使いまわしにより細菌感染のおそれがあるためです。

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