登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問108

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

登録販売者試験 平成29年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問108 (訂正依頼・報告はこちら)

次の医薬品成分とそれを含有することにより内服用の一般用医薬品の添付文書等において、「 相談すること 」の項目中に、「 次の診断を受けた人 」と記載することとされているものの組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。

医薬品成分記載することとされているもの

a 合成ヒドロタルサイト ――――― 腎臓病
b ジフェニドール塩酸塩 ――――― 緑内障
c セミアルカリプロティナーゼ ―― 貧血
d ジプロフィリン ―――――――― 胃・十二指腸潰瘍
  • ( a )正 ( b )誤 ( c )誤 ( d )正
  • ( a )誤 ( b )正 ( c )正 ( d )正
  • ( a )正 ( b )正 ( c )誤 ( d )誤
  • ( a )誤 ( b )誤 ( c )正 ( d )誤
  • ( a )正 ( b )正 ( c )正 ( d )正

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

医薬品成分とそれを含有することにより内服用の一般用医薬品の添付文書等において、「 相談すること 」の項目中に、「 次の診断を受けた人 」と記載することとされているものの組合せについて、

・合成ヒドロタルサイト と 腎臓病
・ジフェニドール塩酸塩 と 緑内障
・セミアルカリプロティナーゼ と肝臓病
・ジプロフィリンとてんかん
となっています。

よって、
aは問題文の通りなので正しい。
bも問題文の通りなので正しい。
cは「貧血」が「肝臓病」となり間違い。
dは「胃・十二指腸潰瘍」が「てんかん」となり間違い。
となるので、3の組み合わせが正解です。

参考になった数56

02

c セミアルカリプロティナーゼ 貧血
d ジプロフィリン 胃・十二指腸潰瘍
こちらが誤りです。

a 合成ヒドロタルサイト ――――― 腎臓病
b ジフェニドール塩酸塩 ――――― 緑内障
上記は正しく、成分が多くて覚えるのが大変ですが、出題問題には傾向があるので、少しずつ慣れていくようにしましょう。

参考になった数23

03

a 正

合成ヒドロタルサイトは、制酸成分です。

アルミニウム脳症やアルミニウム血症のおそれがあるため、透析療法を受けている人は服用しないこととされています。

また、腎障害の人は体内に貯留しやすいので、相談することとされています。

それ以外の人でも、連用は避けます。

b 正

ジフェニドール塩酸塩は、抗めまい成分です。

頭痛やめまい以外に、散瞳によるまぶしさや緑内障の悪化などが副作用としてあげられます。

c 誤

セミアルカリプロティナーぜは、抗炎症成分です。

血液凝固異常のある人や出血傾向のある人は服用に注意が必要です。

d 誤

ジプロフィリンは、キサンチン系成分です。

甲状腺機能障害や、てんかんの人の服用には注意が必要です。

参考になった数3