登録販売者の過去問
平成30年度（東京都）
薬事に関する法規と制度 問46

答：５

a：誤　　「防除用医薬部外品」の文字を記載することとされています。

b：誤　　化粧品を販売等する場合には、医薬品のような販売業の許可は必要なく、一般小売店において販売等することができます。

c：正　　販売等については、一般小売店において販売等することができます。

a　防除用医薬部外品とは、殺虫剤や殺鼠剤・忌避剤（虫除け剤）などが該当します。
それらには、「防除用医薬部外品」の記載が必要です。

b　化粧品については、販売業の許可は必要なく、一般小売店で販売できます。
製造には、製造販売業の許可を受け、あらかじめ品目ごとの届出を行う必要があります。
厚生労働大臣が指定する成分を含む化粧品では、品目ごとの承認が必要になります。

c　正しいです。
医薬部外品の製造販売には、製造販売業の許可が必要です。
また、品目ごとに承認を得る必要があります。
販売に関しては、許可の必要はなく、一般小売店で販売できます。

正解：５ 誤 誤 正

医薬部外品及び化粧品に関する正誤問題

a 誤：問題文は、「指定医薬部外品」の部分を「防除用指定医薬部外品」に置き換えると正しい文章になります。

b 誤：化粧品の販売等には、許可は必要ありません。

c 正：問題文の通りです。ちなみに化粧品を業として製造販売する場合にも、製造販売業の許可を受ける必要があります。