登録販売者の過去問
令和元年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問18

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問題

登録販売者試験 令和元年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

スモン及びスモン訴訟に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  スモンはその症状として、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身の痺れや脱力、歩行困難等が現れる。

b  スモン訴訟とは、鎮痛薬として販売されたキノホルム製剤を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症に罹(り)患したことに対する損害賠償訴訟である。

c  スモン患者に対しては、治療研究施設の整備、治療法の開発調査研究の推進、施術費及び医療費の自己負担分の公費負担等が講じられている。

d  スモン訴訟の被告である国は、スモン患者の早期救済のためには、和解による解決が望ましいとの基本方針に立っているが、全面和解には至っていない。
  • (a、b)
  • (a、c)
  • (a、d)
  • (b、c)
  • (c、d)

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この過去問の解説 (3件)

01

a 正しいです。
視覚障害や失明の障害があわられることもあります。

b スモン訴訟は整腸薬として販売されたキノホルムによるものです。

c 正しいです。

d スモン訴訟の被告は国と製薬会社です。
1979年9月に全面和解が成立しています。

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02

解答:2

a.正
スモンは下半身の痺れや脱力、歩行困難等が現れ、時には上半身にもその症状は拡大し、視覚障害などを引き起こすこともありました。

b.誤
キノホルム製剤は整腸剤として販売されていました。亜急性脊髄視神経症は、英名の(Subacute Myelo-Optico-Neuropathy)の頭文字をとってSMONと呼ばれています。

c.正
スモン患者に対しては、恒久対策の観点から医療費は全額公費負担とされています。

d.誤
スモン訴訟は国と製薬企業に対して提訴され、その後和解が成立しました。

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03

正解:2(a c)

スモン及びスモン訴訟に関する組み合わせ問題

a 正:問題文の通りです。

b 誤:キノホルム製剤は、整腸薬として使用されていました。

c 正:問題文の通りです。

d 誤:スモン訴訟は、1979年9月に全面和解が成立しました。

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