登録販売者の過去問 令和元年度 薬事に関する法規と制度 問44

a　正しいです。
毒薬のみ、施錠が必要になります。

b　毒薬または劇薬を、14歳未満の者その他安全な取り扱いに不安のある者に交付することは禁止されています。

c　職業も記載が必要です。
品名・数量・使用目的・譲渡年月日・譲受人の氏名・譲受人の住所・譲受人の職業・譲受人の署名または記名押印が必要です。

a. ○
毒薬又は劇薬は、他の物と区別して貯蔵、陳列しなければならず、特に毒薬を貯蔵、陳列する場所については、鍵を施さなければならないとされています。

b. ×
毒薬又は劇薬は、１４歳未満の者、その他安全な取り扱いに不安がある者に交付することは禁止されています。
１８歳未満ではありません。

c. ×
毒薬又は劇薬を、一般の生活者に販売又は譲渡する際には、当該医薬品を譲り受ける者から、
品名、数量、使用目的、譲渡年月日、譲受人の氏名、住所及び職業
が記入され、署名又は記名押印された文書の交付を受けなければなりません。
譲受人の職業の記載は必要なため、誤りです。

d. ×
一般用医薬品では、毒薬又は劇薬に該当するものはありません。
要指導医薬品でも、該当するものは一部に限られています。

正しい組み合わせは２です。

a～ｄの各文については以下のとおりです。

ａ．正しいです。文のとおりです。

「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び

安全性の確保などに関する法律」第48条第2項にあります。

ｂ．誤りです。18歳未満ではなく、14歳未満です。

「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び

安全性の確保などに関する法律」第47条にあります。

ｃ．誤りです。職業も必要です。

「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び

安全性の確保などに関する法律」第46条第1項にあります。

d．誤りです。

一般用医薬品には劇薬・毒薬に該当するものはありません。