登録販売者の過去問
令和元年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問81
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問題
登録販売者試験 令和元年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問81 (訂正依頼・報告はこちら)
循環器用薬に配合されるユビデカレノンに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 肝臓や心臓などの臓器に多く存在し、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分である。
b 摂取された栄養素からエネルギーが産生される際にビタミンB群とともに働く。
c 副作用として、胃部不快感、食欲減退、吐きけ、下痢、発疹・痒(かゆ)みが現れることがある。
d ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。
a 肝臓や心臓などの臓器に多く存在し、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分である。
b 摂取された栄養素からエネルギーが産生される際にビタミンB群とともに働く。
c 副作用として、胃部不快感、食欲減退、吐きけ、下痢、発疹・痒(かゆ)みが現れることがある。
d ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。
- a:正 b:正 c:正 d:誤
- a:正 b:正 c:正 d:正
- a:誤 b:誤 c:正 d:正
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
心筋の酸素利用効率を高めます。
b 正しいです。
ユビデカレノンは、コエンザイムQ10のことです。
c 正しいです。
15歳未満は服用しないこととなっています。
d この文章は、ヘプロニカート、イノシトールヘキサニコチネートについて書かれています。
上記の成分は、ビタミンEと併用されることが多いです。
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02
正しい説明です。コエンザイムQ10とも呼ばれます。
心筋の酵素利用効率を高め、収縮力を高めることにより、血液循環の改善効果を示すとされます。
軽度な心疾患により、日常生活の身体活動を少し越えた時に起こる動悸、息切れ、むくみの症状に用いられますが、2週間位利用しても症状の改善がみられない場合は、心臓以外の病気が原因である可能性もあるため、漫然と使用し続けることは適切ではありません。
d. ×
問題の文章はユビデカレノンではなく、その他の成分である、ヘプロニカート、イノシトールヘキサニコチネートについての説明です。
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03
正しいものの組み合わせは1です。
a~dの各文については以下のとおりです。
a.正しいです。文のとおりです。
なお、ユビデカレノンは別名、コエンザイムQ10と呼ばれるものです。
b.正しいです。文のとおりです。
c.正しいです。文のとおりです。
なお、この薬は、軽度な心疾患により日常生活の身体活動を
少し超えた時に起こる動悸、息切れ、むくみなどに用いられものです。
d.誤りです。
ユビデカレノンは心筋の酸素利用効率を高めて
収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を狙ったものです。
dの文にあるニコチン酸と関係があるのは、
ヘブロニカート、イノシトールヘキサニコチネートです。
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