登録販売者の過去問
令和2年度（東京都）
薬事に関する法規と制度 問49

a 正

薬局の開設または医薬品の販売業の許可は、6年ごとに更新を受けなければなりません。

b 誤

薬局で調剤師が不在のときは、調剤室を閉鎖します。

また、店舗販売業で薬剤師が不在のときは、要指導医薬品および第一類医薬品の販売ができません。

c 正

薬局は、管理者が薬剤師なので調剤が可能となっていて、医薬品医療品、要指導医薬品、一般用医薬品の販売ができます。

正解は２番です。

ａ：　正しい

文章の通りです。

ｂ：　誤り

薬剤師不在の時間内は、必ず調剤室を閉鎖する必要があります。さらに登録販売者がいても販売できる医薬品は、第二類医薬品と第三類医薬品に限られますから、要指導医薬品及び第一類医薬品の陳列区画も併せて閉鎖する必要があります。ただし、鍵をかけた陳列設備に要指導医薬品及び第一類医薬品を陳列している場合はこれらの区画の閉鎖の必要はありません。

ｃ：　正しい

文章の通りです。選択肢ａと合わせて覚えましょう。また薬剤師不在時間等に関する規定で、薬剤師不在時間内においては、薬局内の見やすい場所及び当該薬局の外側の見やすい場所に薬剤師が不在のため調剤に応じることができない旨や、薬剤師不在時間に係る掲示事項を掲示しなければならないという決まりがあります。

正しい組み合わせは２です。

ａ～ｃの各文については以下のとおりです。

ａ．正しいです。文のとおりです。

ｂ．誤りです。

調剤室を閉鎖するとともに、

調剤に従事する薬剤師が不在のため調剤に

応じることができない旨等の掲示が必要です。

根拠は薬機法施行規則第14条の３第3項、第15条の16です。

ｃ．正しいです。文のとおりです。