登録販売者の過去問
令和2年度（東京都）
主な医薬品とその作用 問67

a 正

ジフェニドール塩酸塩は、抗めまい成分です。

抗ヒスタミン成分と共通する構造と作用があり、副作用としては頭痛や排尿困難、浮動感などがあります。

b 誤

スコポラミン臭化水素酸塩は、抗コリン成分です。

吸収がはやく、脳内に移行しやすいですが、速やかに肝臓で代謝されるために作用時間が短くなっています。

c 正

ピリドキシン塩酸塩は、ビタミン成分です。

ビタミンB6に該当します。

正解：１ 正 誤 正

鎮暈（うん）薬（乗物酔い防止薬）の配合成分に関する正誤問題

a 正：問題文の通りです。ジフェニドール塩酸塩は抗めまい成分で、抗ヒスタミン成分と共通する薬理作用を持っています。

b 誤：スコポラミン臭化水素酸塩水和物は抗コリン成分で、鎮暈（うん）薬として昔からよく利用されています。肝臓で代謝されやすいので、作用の持続時間は短いです。

c 正：問題文の通りです。ピリドキシン塩酸塩は、ビタミンB6に相当します。

正解→1

a)正

b)誤

スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、抗コリン成分に分類されます。

抗ヒスタミン成分と比べて持続時間は短いです。

c)正