登録販売者の過去問
令和2年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問68

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問題

登録販売者試験 令和2年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問68 (訂正依頼・報告はこちら)

鎮咳(がい)去痰(たん)薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  グアイフェネシンは、気道粘膜からの粘液分泌を促進し、痰(たん)の切れを良くする。
b  ジプロフィリンは、延髄の咳嗽(がいそう)中枢に作用して咳(せき)を抑える。
c  メトキシフェナミン塩酸塩は、粘液成分の含量比を調整し痰(たん)の切れを良くする。
  • a:誤  b:誤  c:正
  • a:正  b:正  c:正
  • a:正  b:誤  c:誤
  • a:誤  b:正  c:誤
  • a:正  b:誤  c:正

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この過去問の解説 (3件)

01

a 正

グアイフェネシンは、去痰成分です。

去痰成分でほかに多いのは、クレゾールスルホン酸カリウムがあります。

b 誤

ジプロフィリンは、キサンチン系成分です。

気管支平滑筋に直接作用して、気管支を広げる作用があります。

中枢神経系に作用するため、甲状腺機能障害やてんかんの人は服用に注意が必要です。

c 誤

メトキシフェナミン塩酸塩は、アドレナリン作動成分です。

交感神経系を刺激して気管支を広げ、呼吸を楽にします。

心臓病や高血圧、糖尿病の人は、服用に注意が必要です。

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02

正解:3 正 誤 誤

鎮咳(がい)去痰(たん)薬の配合成分に関する正誤問題

a 正:問題文の通りです。

b 誤:ジプロフィリンは気管支拡張成分です。気管支の平滑筋に直接作用するキサンチン成分です。問題文は、コデインリン酸塩やノスカピンなどの鎮咳成分に関する記述です。

c 誤:メトキシフェナミン塩酸塩は、気管支拡張成分です。交感神経を刺激するアドレナリン作用成分です。問題文は、カルボシステイン(去痰成分)に関する記述です。

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03

正解→3

a)正

b)誤

ジプロフィリンは、鎮静または気管支拡張成分に分類されます。

自律神経系を介さずに作用します。

c)誤

メトキシフェナミン塩酸塩は、ジプロフィリンと同様に気管支拡張成分に分類されます。

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