登録販売者の過去問
令和2年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問72
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問題
登録販売者試験 令和2年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問72 (訂正依頼・報告はこちら)
胃の薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a センブリは、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、日本薬局方収載のセンブリ末は瀉(しゃ)下薬として用いられる。
b ユウタンは、クマ科のヒグマその他近縁動物の舌を乾燥したものを基原とする生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられる。
c 人参湯(にんじんとう)は、体力虚弱で、疲れやすくて手足などが冷えやすいものの胃腸虚弱、下痢、嘔(おう)吐、胃痛、腹痛、急・慢性胃炎に適すとされる。
d 平胃散(へいいさん)は、体力中等度以下で腹部筋肉が弛(し)緩する傾向にあり、胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、食欲不振、吐きけなどを伴うものの神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱に適すとされる。
a センブリは、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、日本薬局方収載のセンブリ末は瀉(しゃ)下薬として用いられる。
b ユウタンは、クマ科のヒグマその他近縁動物の舌を乾燥したものを基原とする生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられる。
c 人参湯(にんじんとう)は、体力虚弱で、疲れやすくて手足などが冷えやすいものの胃腸虚弱、下痢、嘔(おう)吐、胃痛、腹痛、急・慢性胃炎に適すとされる。
d 平胃散(へいいさん)は、体力中等度以下で腹部筋肉が弛(し)緩する傾向にあり、胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、食欲不振、吐きけなどを伴うものの神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱に適すとされる。
- a:正 b:誤 c:正 d:正
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
- a:正 b:正 c:誤 d:誤
- a:正 b:正 c:正 d:正
- a:誤 b:誤 c:誤 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は 2 です。
a:誤 センブリは、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、日本薬局方収載のセンブリ末は健胃薬のほか止瀉(しゃ)薬として用いられます。
b:誤 ユウタンは、クマ科のヒグマその他近縁動物の胆汁を乾燥したものを基原とする生薬で、苦みによる健胃作用を期待して用いられます。
c:正 人参湯(にんじんとう)は、構成生薬としてカンゾウを含みます。1週間ほど服用しても症状が改善されないとときは専門家への相談をおすすめします。
d:誤 これは安中散の説明です。
平胃散(へいいさん)は、体力中等度以上で、胃がもたれて消化が悪く、ときに吐き気、食後に腹が鳴り下痢傾向のある人の食べ過ぎによる胃もたれ、急・慢性胃炎、消化不良、食欲不振に適すとされます。
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02
a 誤
センブリは、リンドウ科のセンブリの花を基原とする生薬です。
苦味によって唾液や胃液の分泌を促すので、オブラートでの服用は避けます。
b 誤
ユウタンはクマ科のヒグマなどの胆汁を乾燥したものを基原とする生薬です。
苦味によって唾液や胃液の分泌を促すので、オブラートでの服用は避けます。
c 正
人参湯は、下痢または嘔吐に用いられますが、漫然と服用を続けるのは避け、1週間ほど服用しても症状の改善が見られない場合は、医師の診察をすすめます。
カンゾウが含まれます。
d 誤
平胃散は、体力中等度以上の胃もたれや消化不良に適するとされています。
急性胃炎に用いる場合、複数回の服用で症状の改善がみられないときは、医師の診察をすすめます。
カンゾウが含まれます。
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03
正解→2
a)誤
センブリは、味覚や嗅覚を刺激して唾液や胃液の分泌を促進させます。
b)誤
ユウタンは、クマ科のヒグマその他近縁動物の舌ではなく、胆汁を乾燥させて作られます。
c)正
d)誤
平胃散は、体力中等度以上で、胃がもたれて消化が悪く、ときに吐きけ、食後に腹が鳴って下痢の傾向のある人における食べすぎによる胃のもたれ、急・慢性胃炎、消化不良、食欲不振に適すとされます。
問題の解説文は安中散のものです。
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