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登録販売者の過去問 令和2年度 主な医薬品とその作用 問75

問題

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浣(かん)腸薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  浣腸薬は、繰り返し使用しても、直腸の感受性の低下は生じない。
b  ビサコジルは、直腸内で徐々に分解して炭酸ガスの微細な気泡を発生することで直腸を刺激する作用を期待して用いられる。
c  ソルビトールは、浸透圧の差によって腸管壁から水分を取り込んで直腸粘膜を刺激し、排便を促す効果を期待して用いられる。
d  グリセリンが配合された浣腸薬が、肛門や直腸の粘膜に損傷があり出血しているときに使用されると、グリセリンが傷口から血管内に入って、赤血球の破壊を引き起こすおそれがある。
   1 .
a:誤  b:誤  c:正  d:誤
   2 .
a:誤  b:誤  c:正  d:正
   3 .
a:誤  b:正  c:誤  d:正
   4 .
a:正  b:正  c:正  d:誤
   5 .
a:正  b:正  c:誤  d:正
( 登録販売者試験 令和2年度 主な医薬品とその作用 問75 )
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この過去問の解説 (3件)

13

正解は 2 です。

a:誤 浣腸薬は、繰り返し使用すると、直腸の感受性の低下(いわゆる「慣れ」)が生じて効果が薄れるため、連用しないよう注意が必要です。 

b:誤 ビサコジルは、大腸を刺激し動きを活発にして排便を促します。

直腸内で徐々に分解して炭酸ガスの微細な気泡を発生することで直腸を刺激するのは、炭酸水素ナトリウムです。

c:正 ソルビトールを注入するときはゆっくりと押し込み、すぐに排便を試みると効果が得られないため、便意が強まるまでしばらく我慢します。

d:正 グリセリン浣腸薬の他の注意点として、排便直後の血圧低下で心臓病を悪化させるおそれがあるため、心臓病の診断を受けた人は使用前に医師等に相談します。

付箋メモを残すことが出来ます。
4

a 誤

浣腸薬のくりかえし使用によって、直腸の感受性は低下します。

b 誤

ビサコジルは、直腸や結腸を刺激する坐剤として用いられます。

炭酸ガスの刺激により直腸を刺激する成分は、炭酸水素ナトリウムです。

c 正

ソルビトールは、高齢者や腎臓病の人でも使用しやすい成分です。

d 正

グリセリンは肛門内に傷があると、血管内に入って赤血球を破壊し、腎不全を発症するおそれがあります。

痔出血のある人の使用には注意が必要です。

3

正解→2

a)誤

浣腸薬を繰り返して使用すると、直腸での感受性は低くなります。

感受性が低くなることで浣腸薬の効果が薄れてしまう可能性があるため注意が必要です。


b)誤

問題の説明文は、炭酸水素ナトリウムのものです。

ビサコジルは腸を刺激することで排便を促す作用がある成分です。


c)正


d)正

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