登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問14

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問題

登録販売者試験 令和3年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の品質に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  医薬品は、適切な保管・陳列がなされれば、経時変化による品質の劣化は起こらない。
b  一般用医薬品は、購入後、すぐに使用されるとは限らず、家庭における常備薬として購入されることも多いことから、外箱等に記載されている使用期限から十分な余裕をもって販売等がなされることも重要である。
c  医薬品の外箱等に表示されている「使用期限」は、未開封状態で保管された場合に品質が保持される期限である。
d  医薬品が保管・陳列される場所については、清潔性が保たれるとともに、その品質が十分保持される環境となるよう(高温、多湿、直射日光等の下に置かれることのないよう)留意する必要がある。
  • a:誤  b:正  c:正  d:正
  • a:正  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:正  c:誤  d:誤
  • a:誤  b:誤  c:誤  d:正
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 1 です。

a:誤

医薬品は、適切な保管・陳列がなされたとしても、経時変化による品質の劣化は避けることができません。

b:正

適切な保存条件の下で製造後3年を超えて性状および品質が安定していることが確認されている医薬品は使用期限の表示義務はありませんが、流通管理などの便宜上、通常、外箱などに記載されます。

c:正

なお、医薬品によっては、開封されると記載されている期日まで品質が保証されない場合があるので、注意が必要です。

d:正

医薬品の配合成分には、光、高温や多湿によって品質の劣化を起こしやすいものが多くあります。

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02

正解は「1」です。

a:誤

「経時変化による品質の劣化は起こらない」が誤りです。

医薬品は、適切な保管・陳列がなされたとしても、経時変化による品質の劣化は避けられません。

b:正

医薬品はもともと高い水準で均一な品質が保証されていますが、経時変化は避けられないため、販売時は使用期限まで十分に余裕をもって販売等することが大切です。

c:正

液剤などでは、いったん開封されると記載されている期日まで品質が保証されない場合があるので要注意です。

d:正

医薬品を劣化させる主な原因は、時間・高温多湿・直射日光です。

これらを意識して、適切な保管・陳列をする必要があります。

参考になった数5

03

正解:1(誤・正・正・正)

医薬品の品質に関する正誤問題

a 誤:医薬品は適切に保管や陳列がなされていても、経時変化による品質の劣化は避けらないとされています。

b 正:問題文の通りです。

c 正:問題文の通りです。

d 正:問題文の通りです。

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