登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問22
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問題
登録販売者試験 令和5年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問22 (訂正依頼・報告はこちら)
泌尿器用薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a サンキライは、クワ科のマグワの樹皮を基原とする生薬で、利尿作用のほかに、経口的に摂取した後、尿中に排出される分解代謝物が抗菌作用を示し、尿路の殺菌消毒効果を期待して用いられる。
b 日本薬局方収載のカゴソウは、煎薬として残尿感、排尿に際して不快感のあるものに用いられる。
c 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)は、体力中等度以上で、下腹部に熱感や痛みがあるものの排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけ(おりもの)、頻尿に適すとされる。
d 猪苓湯(ちょれいとう)は、体力に関わらず使用でき、排尿異常があり、ときに口が渇くものの排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみに適すとされる。
a サンキライは、クワ科のマグワの樹皮を基原とする生薬で、利尿作用のほかに、経口的に摂取した後、尿中に排出される分解代謝物が抗菌作用を示し、尿路の殺菌消毒効果を期待して用いられる。
b 日本薬局方収載のカゴソウは、煎薬として残尿感、排尿に際して不快感のあるものに用いられる。
c 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)は、体力中等度以上で、下腹部に熱感や痛みがあるものの排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけ(おりもの)、頻尿に適すとされる。
d 猪苓湯(ちょれいとう)は、体力に関わらず使用でき、排尿異常があり、ときに口が渇くものの排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみに適すとされる。
- a:正 b:正 c:正 d:正
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:誤 b:正 c:正 d:正
- a:正 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
泌尿器用薬及びその配合成分等についての問題です。
正解です。
・サンキライは、ユリ科のSmilax glabraRoxburghの塊茎を基原とする生薬で、利尿作用を期待して配合されている場合があります。
・日本薬局方収載のカゴソウは、煎薬として残尿感、排尿に際して不快感のあるものに用いられます。
・竜胆瀉肝湯は、体力中等度以上で、下腹部に熱感や痛みがあるものの排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけ(おりもの)、頻尿に適すとされています。
・猪苓湯は、体力に関わらず使用でき、排尿異常があり、ときに口が渇くものの排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみに適すとされています。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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02
泌尿器用薬及びその配合成分等に関するa~dの記述について、それぞれ確認していきます。
a:誤りです。
サンキライは、ユリ科のケナシサルトリイバラの塊茎を基原とする生薬です。
b:正しいです。
c:正しいです。
d:正しいです。
以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
正解です。
冒頭の説明文の内容と一致します。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
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03
泌尿器用薬及びその配合成分等に関する問題です。
まずは、a~dについてみていきましょう。
a.誤りです。
「サンキライ」ではなく「ソウハクヒ」の説明です。
「サンキライ」は、
ユリ科のSmilax glabra Roxburghの塊茎を基原とした生薬です。
利尿の効果を期待して用いられます。
b.正しいです。文のとおりです。
c.正しいです。文のとおりです。
d.正しいです。文のとおりです。
以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
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