通関士の過去問
第51回(平成29年)
通関業法 問14
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問題
通関士試験 第51回(平成29年) 通関業法 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述は、通関業法第33条の2及び第34条に規定する通関業者に対する業務改善命令及び監督処分に関するものであるが、( 二 )に入れるべき最も適切な語句を下の選択肢から選びなさい。
1 財務大臣は、通関業の( イ )のために必要があると認めるときは、その必要の限度において、通関業者に対してその( ロ )の改善に必要な措置をとるべきことを命ずることができ、当該命令は改善すべき事項、改善のため必要な( ハ )を明記した書面をもって通知される。
2 財務大臣は、通関業者の役員その他通関業務に従事する者につき、通関業法の規定に違反する行為があった場合又は通関業者の( ニ )を害するような行為があった場合において、当該通関業者の責めに帰すべき理由があるときは、当該通関業者に対し( ホ )の期間を定めて通関業務の全部若しくは一部の停止を命じ、又は許可の取消しをすることができる。
1 財務大臣は、通関業の( イ )のために必要があると認めるときは、その必要の限度において、通関業者に対してその( ロ )の改善に必要な措置をとるべきことを命ずることができ、当該命令は改善すべき事項、改善のため必要な( ハ )を明記した書面をもって通知される。
2 財務大臣は、通関業者の役員その他通関業務に従事する者につき、通関業法の規定に違反する行為があった場合又は通関業者の( ニ )を害するような行為があった場合において、当該通関業者の責めに帰すべき理由があるときは、当該通関業者に対し( ホ )の期間を定めて通関業務の全部若しくは一部の停止を命じ、又は許可の取消しをすることができる。
- 1年以内
- 3年以内
- 5年以内
- 期限
- 業務計画
- 業務の運営
- 財務体質の改善
- 資金
- 収益
- 条件
- 信用
- 懲戒処分
- 適正な遂行
- 法令遵守規則
- 労務管理
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は【11 .信用】になります。
通関業の許可の基準の一つに「許可申請者が、その人的構成に照らして、その行おうとする通関業務を適正に遂行することができる能力を有し、かつ、十分な社会的信用を有すること」が定められています。
「社会的な信用を有する」に含まれない例は以下のとおりです。
・通関業者の「欠格事由」に掲げる処罰又は処分を受けるに至らないが、現に当該処罰
若しくは処分のための関係機関による犯罪捜査若しくは犯則調査を受けている者又は
起訴された者等で社会的非難を受ける違反行為をしたことにつき、相当の疑いがある者。
・他の行政庁による行政処分を受けるには至らないが、現に当該行政庁による当該処分のための
調査を受けており、その結果を受けて、「通関業者に対する監督処分」に規定する監督処分を
行う必要があると思料される者。
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02
本文の場合の他、通関業法に基づく命令若しくは関税法その他関税に関する法令の規定に違反する行為があった場合で、その通関業者の責めに帰すべき理由があるときも同様です。
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03
通関業法に規定されている通関士の審査等に関する問題です。
正しい内容です。
業務改善命令の対象とする範囲は、通関業の運営全般にわたるものであることから、個別の事案ごとに判断することとなるが、例えば、以下のような事例がこれに該当します。
イ、…
ロ、…
ハ、通関業者の通関業務に従事するその他の通関業務の従業者につき、当該通関業者の信用を害するような行為があった場合であって、当該通関業者の責めに帰すべき理由があるとき。
(通関業法基本通達33の2―1ハ)
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