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通関士の過去問 第51回(平成29年) 関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法 問89

問題

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次の記述は、関税法に規定する輸入してはならない貨物に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。すべてを選びなさい。
   1 .
税関長は、輸入されようとする貨物が特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権、回路配置利用権又は育成者権を侵害する物品に該当すると思料するときは、認定手続を執らなくてはならない。
   2 .
輸入差止申立てが受理された特許権者が、当該申立てに係る貨物についての認定手続が執られている間に、税関長の承認を受けて見本の検査をする場合には、税関職員が立ち会うものとされている。
   3 .
税関長は、輸入されようとする貨物が商標権を侵害する物品に該当すると思料し、認定手続を執る場合において、当該貨物を輸入しようとする者に対してのみ、当該貨物について認定手続を執る旨並びに当該貨物が商標権を侵害する物品に該当するか否かについて証拠を提出し、及び意見を述べることができる旨を通知しなければならない。
   4 .
税関長は、輸入されようとする貨物が意匠権を侵害する物品に該当すると思料するときは、認定手続を経る前であっても、当該貨物について没収して廃棄し、又は当該貨物を輸入しようとする者にその積戻しを命ずることができる。
   5 .
特許権者は、自己の特許権を侵害すると認める貨物に関し、いずれかの税関長に対し、その侵害の事実を疎明するために必要な証拠を提出し、当該貨物が輸入されようとする場合は当該貨物について申立先税関長又は他の税関長が認定手続を執るべきことを申し立てることができる。
( 通関士試験 第51回(平成29年) 関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法 問89 )
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この過去問の解説 (2件)

13
1. 正しいです。税関長は、製作者の権利を侵害していると思料するときは、
認定手続を執らなくてはなりません。

2. 正しいです。輸入差止申立てが受理された見本の検査をする場合には、
税関職員が立ち会うものとされています。

3. 誤りです。「貨物を輸入しようとする者に対してのみ」ではなく、
商標権者にも通知します。

4. 誤りです。「認定手続を経る前」ではなく、
認定手続きを経た後となります。

5. 正しいです。特許権者は、自己の特許権を侵害すると認める貨物に関し、
認定手続を執るべきことを申し立てることができます。

付箋メモを残すことが出来ます。
5

正答は1・2・5です。

1. 正しい記述です。税関長は特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権、回路配置利用権又は育成者権を侵害している、もしくは不正競争防止法違反と思料する場合、

認定手続を執らなくてはなりません。

2. 正しい記述です。輸入差止申立てが受理された見本の検査をする場合、

税関職員が立ち会うものとされています。

5. 正しい記述です。特許権者は自己の特許権を侵害すると認める貨物に関して

認定手続を執るべきことを申し立てることができます。

3. 誤った記述です。貨物を輸入しようとする者に対してのみではなく、

商標権者にも通知します。

4. 誤った記述です。「認定手続を経る前」ではなく、

認定手続きを経た後当該貨物について没収して廃棄し、又は当該貨物を輸入しようとする者にその積戻しを命ずることができます。

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