第一種電気工事士の過去問 平成28年度（2016年） 一般問題 問37

この問題では、接地工事を行う上で、D種接地工事を使用する場合がどれか訊いています。

1.高圧電路で、かつ外箱のない場合の接地工事は、A種接地工事を使用しなければならないため誤りです。

2.定格電圧が300Vを超える低圧の接地工事は、C種接地工事を使用しなければならないため誤りです。

3.変圧器の低圧側(二次側)の中性点接地については、B種接地工事を施すので誤りです。

4.高圧計器用の二次側電路については、D種接地工事でよいので正しいです。

よって正解は、4番になります。

電気設備技術基準の解釈からの問題です。

1.A種接地が正解です。高圧の場合はA種接地で覚えておきましょう。

2.C種接地が正解です。C種とD種基準は300Vです。300Vを超える場合は、C種です。

3.B種接地が正解です。変圧器２次側はB種接地で覚えておきましょう。

4.D種接地が正解です。

よって正解は４番です。

電技解釈第28条において
高圧計器用変成器の二次側電路には「D種接地工事」を施さなければならない。