問題
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図のような交流回路において、電源に流れる電流Iの値[A]は。
1 .
5
2 .
10
3 .
20
4 .
30
( 第一種 電気工事士試験 平成30年度(2018年)(追加試験分) 一般問題 問4 )
答えは3番の20[A]です。
まず、図を見ますと電源が一つ。
コイルとコンデンサのリアクタンスの値が、
両方とも10[Ω]と同じ値になっています。
コイルとコンデンサは遅れと進みで打ち消しあう関係があります。
並列共振回路とも言ったりしますが、
並列で共振しているとコイルとコンデンサのインピーダンスZが無限大となり
コイルとコンデンサには電流が流れません。
つまりこの回路は抵抗のみの回路になると考えられます。
ですから、回路に流れる電流はオームの法則より
I=V/R=100/5
=20[A]
となり、回路に流れる電流Iの値は20[A]です。