第一種電気工事士の過去問
令和3年度(2021年) 午前
配線図問題 問44
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問題
第一種 電気工事士試験 令和3年度(2021年) 午前 配線図問題 問44 (訂正依頼・報告はこちら)
図は、高圧受電設備の単線結線図である。この図の矢印で示す10箇所に関する各問いに対して、答えを1つ選びなさい。
(注)図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
④で示す部分に使用されないものは。
(注)図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
④で示す部分に使用されないものは。
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この過去問の解説 (4件)
01
使用されないものは「避雷器・アレスタ(LA)」です。
端末処理材ストレスコーン
用途・・・電気的な負荷(ストレス)を緩和するための部分です。
端末処理材ストレストコーン施工後
使用されません。
避雷器・アレスタ(LA)
用途・・・落電時に高圧受電設備に侵入する電サージや、負荷の開閉器時に発生する開閉サージなどに起因する異常電圧を抑制する機器です。
ケーブルブラケット
用途・・・ケーブル立ち上がり部分や端末部分の固定に使用しゴム板などでと併用してケーブルを締め付け固定するのに使用します。
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02
使用されないものは「避雷器(LA)」です。
端末処理材ストレスコーンです。
遮蔽端部の電位傾度を緩和します。
敷設した状態の端末処理材ストレスコーンです。
遮蔽端部の電位傾度を緩和します。
使用されません。
避雷器(LA)です。
雷などによる異常電圧を大地に放電する機器です。
ケーブルブラケットです。
ケーブルの端末処理用のブラケットです。
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03
正解は 3 となります。
1.は 端末処理材のストレスコーンです。
2.は 端末処理材の施工後です。
3.は アレスタです。(LA)
4.は ケーブルブラケットです。
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04
④で示される部分はケーブルヘッドと呼ばれる接続部です。
ケーブルヘッドでは、接続部にストレスが加わるためストレスコーンによるストレス緩和を図ります。また、ケーブルが容易に外れないしないよう、堅牢に接続する必要があります。
選択肢の1と2はどちらもストレスコーン(1が施工前、2が施工後)です。また、選択肢4はケーブルブラケットと呼ばれるケーブル固定用器具です。
選択肢3は避雷器であり、ケーブルヘッドに使用する機器ではないため、選択肢3が答えです。
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