第一種電気工事士の過去問
令和4年度(2022年) 午前
一般問題 問11
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第一種 電気工事士試験 令和4年度(2022年) 午前 一般問題 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
同容量の単相変圧器2台をV結線し、三相負荷に電力を供給する場合の変圧器1台当たりの最大の利用率は。
- 1/2
- √2/2
- √3/2
- 2/√3
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
単相変圧器を2台V結線したとき、三相負荷に供給できる最大容量は√3VIであり、2台の合計容量は2VIです。従って1台当たりの利用率は √3/2 となります。
三相を2台で持っているので1/2にはなりません。
三相の問題で√2が出てくることはおそらくありません。
解説の通りこちらが正解となります。
この選択肢は利用率が1を超えてしまっているので違います。
この問題は頻出ですので、原理や計算式というよりは覚えてしまった方が良いと思います。
参考になった数22
この解説の修正を提案する
02
V結線は単相TRを2台分使用します。
では2台だから200%分使用できるかというとそうはなりません。V結線の特性上173%までになります。
つまりP=√3IVです。
1台当たりとすると、上記の式を2で割るとP=√3/2IVです。
誤りです。
誤りです。
正解になります。
誤りです。
V結線は電柱にあるTRで灯力(電灯と動力)を送電する際によく使われるものです。
高圧配電線6600VにTRを設置し、そこから各家庭や低圧の工場に送電します。
2台で電灯と動力の両方を送電することや低圧線も最大4本(電圧線×3、中性線×1)で、コストパフォーマンスに優れているからです。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問10)へ
令和4年度(2022年) 午前問題一覧
次の問題(問12)へ