第一種電気工事士の過去問
令和4年度(2022年) 午後
一般問題 問21
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問題
第一種 電気工事士試験 令和4年度(2022年) 午後 一般問題 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
高圧CVケーブルの絶縁体aとシースbの材料の組合せは。
- a:架橋ポリエチレン b:塩化ビニル樹脂
- a:架橋ポリエチレン b:ポリエチレン
- a:エチレンプロピレンゴム b:塩化ビニル樹脂
- a:エチレンプロピレンゴム b:ポリクロロプレン
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この過去問の解説 (2件)
01
シースとは、ケーブル外側の被覆のことです。
つまり、電線を絶縁体aが覆っていて、それをさらにシースbが覆っているということになります。
CVケーブルとは「架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル」(cross-linked polyethylene insulated vinyl sheath cable)の略で名前の通り架橋ポリエチレン絶縁とビニルシースが利用されます。
こちらが正解になります。
絶縁体とシースの違いについて理解しておきましょう。また似たような材質がどちらにも使われますので、CVケーブルで利用されるのは架橋ポリエチレン絶縁とビニルシースである、と覚えておきましょう。
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02
まずCVケーブルとは架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルのことです。
CVケーブルの構造は導体→内部半導電層→絶縁体→外部半導電層→遮蔽テープ→バインダー→シースの順です。
絶縁体とは架橋ポリエチレン絶縁でシースはビニルシースになります。
正解になります。
シースがポリエチレンなので誤りです。
絶縁体がエチレンプロピレンゴムなので誤りです。
絶縁体とシースがそれぞれ誤りです。
似たような名前でCVTケーブルというものがありますが、これはCVケーブルの単心のものが3つ合わさり、ねじってあるような形をしています。
構造的にはとても似ていますのでこちらも見ておくといいでしょう。
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