1級土木施工管理技士 過去問
平成26年度 択一式
問76 ((旧)平成25年〜27年度 問76)

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問題

1級土木施工管理技士試験 平成26年度 択一式 問76((旧)平成25年〜27年度 問76) (訂正依頼・報告はこちら)

同一現場において、下図に示す施工体制でA社が自社保有の建設機械を用いた特定作業(ただし、つり上げ荷重3t以上の移動式クレーン)を行う場合、各関係請負人に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上、誤っているものはどれか。
問題文の画像
  • 元請会社は、作業場所での建設機械の配置等に関する計画を作成するとともに、A社が立案した作業方法等が当該計画に適合するよう指導しなければならない。
  • A社は、元請会社が行う関係請負人との作業間連絡・調整会議に参加するとともに、二次下請C社ならびにD社への指導や相互調整も行わなければならない。
  • A社は、同じ一次下請B社との連絡調整を通じて、作業の指示系統や立入禁止区域等の情報が二次下請E社やF社へも周知されるよう配慮する必要がある。
  • 元請会社は、B社にも特定作業を請け負わせる場合、連絡・調整を行うべき者が不在のときは、その代行業務をA社に委託する必要がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.正しい記述です。

2.正しい記述です。

3.正しい記述です。

4.誤りです。
  連絡・調整を行うべき者が不在の時は、代理を立てる必要があります。

参考になった数10

02

この問題も、「誰が」「誰に対して」なのかをしっかり読み解きましょう。

1.適当です。

 「元請会社」は「A社」が立案した作業方法等が当該計画に適合するよう

 指導しなければなりません。

2.適当です。

 「A社」は二次下請C社ならびにD社への指導や相互調整「も」

 行わなければなりません。 

3.適当です。

 「同じ一次下請B社との連絡調整を通じて」この文言がポイントです。

4.適当ではありません。

 この場合、B社の中で代行する「代理人」を立てなければなりません。

 A社は関係しません。 

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03

労働安全衛生法に関する問題です。

選択肢1. 元請会社は、作業場所での建設機械の配置等に関する計画を作成するとともに、A社が立案した作業方法等が当該計画に適合するよう指導しなければならない。

正しいです。

元請会社は、A社とB社の業務調整を同時に行う必要があります。


 

選択肢2. A社は、元請会社が行う関係請負人との作業間連絡・調整会議に参加するとともに、二次下請C社ならびにD社への指導や相互調整も行わなければならない。

正しいです。

選択肢3. A社は、同じ一次下請B社との連絡調整を通じて、作業の指示系統や立入禁止区域等の情報が二次下請E社やF社へも周知されるよう配慮する必要がある。

正しいです。

選択肢4. 元請会社は、B社にも特定作業を請け負わせる場合、連絡・調整を行うべき者が不在のときは、その代行業務をA社に委託する必要がある。

誤りです。

元請会社の連絡・調整を行うべきものが不在の際は、代理を立てる必要があります。


 

まとめ

労働安全衛生法に関する問題は、事業者・元請・下請けに関する役割を理解しながら読み解く必要があります。「誰が」に着目して学習しましょう。


 

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