1級土木施工管理技士 過去問
平成28年度 択一式
問52 (選択問題 問52)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級土木施工管理技士試験 平成28年度 択一式 問52(選択問題 問52) (訂正依頼・報告はこちら)

事業者が統括安全衛生責任者に統括管理させなければならない事項に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上、誤っているものはどれか。
  • 作業場所の巡視を統括管理すること。
  • 協議組織の設置及び運営を統括管理すること。
  • 作業間の連絡及び調整を統括管理すること。
  • 労働災害を防止するため、店社安全衛生責任者を統括管理すること。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1.設問の通りです。労働安全衛生法第15条及び下記の統括安全衛生責任者の職務を参照してください。
2.設問の通りです。労働安全衛生法第15条及び下記の統括安全衛生責任者の職務を参照してください。
3.設問の通りです。労働安全衛生法第15条及び下記の統括安全衛生責任者の職務を参照してください。
4.誤りです。労働安全衛生法第15条及び下記の統括安全衛生責任者の職務を参照してください。

統括安全衛生責任者の職務
○仕事の工程および作業場所における機械・設備等の配置に関する計画の検討、作成
○協議組織の設置、運営
○作業間の連絡、調整
○作業場所の巡視
○関係請負人が行う労働者の安全衛生教育に対する指導及び援助

参考になった数24

02

「事業者」が「統括安全衛生責任者」に統括管理させなければならない事項として、「労働安全衛生法」上誤っているものを選ぶ問題です。

労働安全衛生法第15条が関連してきます。

1.正しいです。

2.正しいです。

3.正しいです。

1~3以外には、「関係請負人が行う労働者の安全衛生教育に対する指導及び援助」があります。

4.誤っています

 労働安全衛生法第15条の3 店社安全衛生管理者が関連しています。

 簡単に述べると、店社安全衛生管理者は統括安全衛生管理者の選任が

 必要ない現場で選任されるもので、統括安全衛生管理者の管理の

 対象にはなりません。 

参考になった数7

03

誤っているのは、「労働災害を防止するため、社安全衛生責任者を統括管理すること」です。

選択肢1. 作業場所の巡視を統括管理すること。

統括安全衛生責任者は、関係する事業者の作業が安全に行われるよう、現場の状況把握(巡視)や改善指示が行える体制を整え、実施を統括します。複数事業者が混在する現場では、危険源の把握と是正の指示が重要です。

選択肢2. 協議組織の設置及び運営を統括管理すること。

元方・下請等が参加する安全衛生協議の場を設け、運営を取りまとめることは、統括安全衛生責任者の中心的な役割です。情報共有とルールの徹底により、相互に影響するリスクを低減します。

選択肢3. 作業間の連絡及び調整を統括管理すること。

同一場所・同時期に複数の作業が重なると、干渉による災害が起きやすくなります。統括安全衛生責任者は、工程・エリア・重機動線などの連絡調整を統括し、危険の重なりを避けます。

選択肢4. 労働災害を防止するため、店社安全衛生責任者を統括管理すること。

法令に定める代表的な職名は、統括安全衛生責任者、総括安全衛生管理者、安全管理者、衛生管理者、産業医などです。店社安全衛生責任者という法定の役割はなく、統括安全衛生責任者が統括すべき対象として示されていません。名称の取り違えに注意が必要です。

参考になった数0