1級土木施工管理技士 過去問
平成25年度 択一式
問7 ((旧)平成25年〜27年度 問7)
問題文
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問題
1級土木施工管理技士試験 平成25年度 択一式 問7((旧)平成25年〜27年度 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
- 打込みの最小スランプは、打込み時に円滑かつ密実に型枠内に打ち込むために必要な最小のスランプで、鋼材量や鋼材の最小あきなどの配筋条件や施工条件などにより決定される。
- スランプ8cm程度のコンクリートを作る場合、粗骨材最大寸法が小さいほど細骨材率を小さくする。
- 単位水量は、その値が大きくなると材料分離抵抗性の低下、乾燥収縮の増加、コンクリートの品質低下につながるので、作業ができる範囲内でできるだけ小さくなるようにする。
- 水セメント比は、強度、耐久性、水密性、ひび割れ抵抗性、及び鋼材を保護する性能を考慮してこれらから定まる水セメント比のうちで最も小さい値とする。
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この過去問の解説 (3件)
01
1、設問の通り。
2、誤り。
粗骨材最大寸法が大きいほど細骨材率を小さくする必要があります。
3、設問の通り。
単位水量が大きいと、材料分離の原因やひび割れの原因となってしまいます。
そのため、単位水量はワーカビリティーの確保できる範囲内でできるだけ小さくする必要があります。
4、設問の通り。
水セメント比は、水セメント比のうちで最も小さい値とします。
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02
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03
配合設計は、コンクリート打設において重要なポイントです。
正解
打込みの最小スランプは、配筋条件や施工条件などによって決定されます。
スランプ値が低すぎると充てん性が不足し、打込み作業が困難になったり、
空隙が発生する原因になります。
逆に、必要以上にスランプ値を高くすると分離や収縮、
耐久性への悪影響が懸念されるため、施工に支障がない範囲で、
なるべく小さな値に設定することがよいです。
誤り
粗骨材最大寸法が小さくなると、細骨材率は「大きく」設定するのが一般的です。
最大寸法が小さい粗骨材を多く使うと、コンクリート全体の骨材の表面積が増え、
作業性を確保するために細骨材の割合を増やす必要があります。
正解
作業や施工に支障のない範囲内で、
できるだけ単位水量を小さく抑えることが推奨されています。
正解
最も小さい(厳しい)値を採用することで、すべての性能要件を同時に満たす設計になります。
スランプは、施工の際にも重要な値となるので覚えておきましょう。
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