1級土木施工管理技士 過去問
平成25年度 択一式
問48 ((旧)平成25年〜27年度 問48)
問題文
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問題
1級土木施工管理技士試験 平成25年度 択一式 問48((旧)平成25年〜27年度 問48) (訂正依頼・報告はこちら)
- 小口径管推進工法は、小口径推進管又は誘導管の先端に小口径管先導体を接続し、立坑などから遠隔操作などにより掘削、排土あるいは圧入しながら1スパンの推進管を布設する工法である。
- 推進管理測量に用いるレーザトランシット方式による測量可能距離は、一般に150~200m程度であるが、長距離の測量になると先導体内装置などの熱により、レーザ光が屈折し測量できなくなる場合がある。
- 推進管が施工中に破損し、その破損の程度が小さく推進管の引抜きが可能な場合は、地盤改良などを併用し、先導体を引抜き再掘進する。
- 硬質塩化ビニル管を使った高耐荷力管きょは、重量が軽いため浮力の影響を受け易く、滞水地盤においては、推進完了後、浮力により布設管が浮き上がることがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
小口径管推進工法は、小口径推進管又は誘導管の先端に小口径管先導体を接続し、立坑などから遠隔操作などにより掘削、排土あるいは圧入しながら1スパンの推進管を布設する工法です。
2、設問の通り。
推進管理測量に用いるレーザトランシット方式による測量可能距離は、一般に150~200m程度です。
3、設問の通り。
小口径管推進工法の施工は推進管内での作業が困難となるため、推進管が施工中に破損し、その破損の程度が小さく推進管の引抜きが可能な場合は、地盤改良などを併用し、先導体を引抜き再掘進する必要があります。
4、誤り。
低耐荷力管きょは、重量が軽いため浮力の影響を受け易く、滞水地盤においては、推進完了後、浮力により布設管が浮き上がることがあります。
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02
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03
小口径管推進工法は、遠隔操作による掘削と管の設置を同時に行う効率的な工法です。
正しい
小口径管推進工法は、小口径推進管や誘導管の先端に掘削装置(先導体)を取り付け、
立坑から遠隔操作で土を掘りながら管を押し込んで、一区間分の管を地中に設置する工法です。
正しい
レーザトランシット方式による測量は、一般的に150~200m程度まで可能ですが、
長距離になると先導体内の機械の熱でレーザ光が曲がってしまい、正確な測量ができなくなる場合があります。
正しい
推進管が施工中に破損した場合、破損程度が軽く管を引き抜ける状況であれば、
地盤を改良するなどの対策を行った上で、先導体を引き抜いて再度掘進作業を行います。
誤り
硬質塩化ビニル管を使った高耐荷力管きょは、推進工法で設置する際に周辺地盤との密着性が高く、
また適切な埋戻しや浮力対策が施されるため、推進完了後に浮力で浮き上がることは通常ありません。
測量精度の限界や施工中の管破損リスクなどの課題がありますが、
適切な施工管理により道路を掘らずに地下に管路を設置できる有効な工法です。
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