1級土木施工管理技士 過去問
平成25年度 択一式
問80 ((旧)平成25年〜27年度 問80)
問題文
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問題
1級土木施工管理技士試験 平成25年度 択一式 問80((旧)平成25年〜27年度 問80) (訂正依頼・報告はこちら)
- 明り掘削の作業により露出したガス導管の損壊により労働者に危険を及ぼすおそれがある場合は、つり防護や受け防護等による当該ガス導管の防護を行う。
- 電気発破の作業を行うときは、発破の業務につくことができる者のうちから作業の指揮者を定め、当該作業に従事する労働者に対し、退避の場所及び経路を指示させなければならない。
- 発破等により崩壊しやすい状態になっている地山を手掘りにより掘削の作業を行うときは、掘削面のこう配を60°以下とし、又は掘削面の高さを3m未満としなければならない。
- 砂からなる地山を手掘りにより掘削の作業を行うときは、掘削面のこう配を35°以下とし、又は掘削面の高さを5m未満としなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
よって、1は適当です。
2 . 作業指揮者を定め、当該作業に従事する労働者に対し、退避の場所及び経路を指示させる必要があります。
よって、2は適当です。
3 . 掘削面のこう配は45度以下とし、または掘削面の高さを2m未満としなければなりません。
よって、3は適当ではありません。
4 . 砂からなる地山を手掘りにより掘削の作業を行うときは、掘削面のこう配を35度以下とし、又は掘削面の高さを5m未満としなければなりません。
よって、4は適当です。
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02
脆弱な地山掘削では掘削面の高さ 2m未満、勾配は 45度以下 と定められています。
その他の選択肢は下記の通りです。
1 明り掘削の作業により露出したガス導管の損壊により労働者に危険を及ぼすおそれがある場合は,つり防護や受け防護等による当該ガス導管の防護を行う。は適当です。
2 電気発破の作業を行うときは,発破の業務につくことができる者のうちから作業の指揮者を定め,当該作業に従事する労働者に対し,退避の場所及び経路を指示させなければならない。は適当です。
4 砂からなる地山を手掘りにより掘削の作業を行うときは,掘削面のこう配を35 °以下とし,又は掘削面の高さを5m未満としなければならない。は適当です。
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03
事業者が掘削作業を行うときの安全作業に関する規定について、労働安全衛生法令上「誤っているもの」を1つ選ぶ問題。
キーワードは ガス導管の防護、発破作業の指揮、安全勾配・高さの基準、砂地山の基準です。
規則第417条により、掘削でガス管等が露出した場合は防護措置が必要です。
「つり防護」「受け防護」などは正しい表現です。
➡ 正しい。
労働安全衛生規則第430条、431条に規定あり。
指揮者を定め、退避場所・経路の指示をするのは正しいです。
➡ 正しい。
労働安全衛生規則第322条の3より、
崩壊しやすい地山:こう配は45°以下、または高さ2.0m未満。
問題文は「こう配 60°以下 または 高さ 3m未満」としており、基準より緩いです。
➡ 誤り。
砂地山の掘削基準(35°以下または5m未満) → 規則第318条の3に沿っています。
➡ 正しい。
掘削作業の安全基準は 「数値」による制限 が中心です。
崩壊しやすい地山 → 45°以下 / 2m未満
砂質地山 → 35°以下 / 5m未満
この問題は「数値が少し緩めに書き換えられている」点を見抜くのがポイントです。
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