1級土木施工管理技士 過去問
平成25年度 択一式
問83 ((旧)平成25年〜27年度 問83)

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問題

1級土木施工管理技士試験 平成25年度 択一式 問83((旧)平成25年〜27年度 問83) (訂正依頼・報告はこちら)

高さ2m以上の作業場所に設置する足場の構造寸法等に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上、誤っているものはどれか。ただし、一側足場は除く。
  • 作業のため物体が落下することにより、労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、高さ5cm以上の幅木、メッシュシート又は防網を設置する。
  • 墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所に設けるわく組足場以外の足場の場合、手すりの高さは85cm以上とする。
  • 墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所に設けるわく組足場の場合、手すりわくの水平のさんの高さは35cm以上50cm以下の位置等に設置する。
  • つり足場の場合を除き作業床の床材の幅は40cm以上とし、床材間のすき間は3cm以下とする。

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この過去問の解説 (3件)

01

1 . 高さ10cm以上の幅木、メッシュシート又は防網を設置します。
よって、1は誤っています。

2 . 墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所に設けるわく組足場以外の足場の場合、手すりの高さは85cm以上とします。
よって、2は正しいです。

3 . 墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所に設けるわく組足場の場合、手すりわくの水平のさんの高さは35cm以上50cm以下の位置等に設置します。
よって、3は正しいです。

4 . つり足場の場合を除き作業床の床材の幅は40cm以上とし、床材間のすき間は3cm以下とします。
よって、4は正しいです。

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02

正解は 1 です。
幅木は 10cm以上 と定められています。

その他の選択肢は下記の通りです。

2 手すりの高さは85cm 以上とする。は適当です。

3 わく組足場の場合,手すりわくの水平のさんの高さは 35cm以上50cm 以下 の位置等に設置する。は適当です。

4 つり足場の場合を除き作業床の床材の幅は 40cm以上 とし,床材間のすき間は 3cm以下 とする。は適当です。

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03

高さ2m以上の作業場所に設置する足場の 構造寸法等の基準 について、法令上正しいか誤りかを問う問題です。足場は労働者の墜落や物の落下による事故防止のため、細かい基準が定められています。

選択肢1. 作業のため物体が落下することにより、労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、高さ5cm以上の幅木、メッシュシート又は防網を設置する。

法令(労働安全衛生規則)では、落下防止用の幅木の高さは 10cm以上 と規定されています。

したがって、5cmでは基準を満たさないため 誤り です。

選択肢2. 墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所に設けるわく組足場以外の足場の場合、手すりの高さは85cm以上とする。

手すりの高さは85cm以上であることが規定されており、これは正しい記述です。

選択肢3. 墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所に設けるわく組足場の場合、手すりわくの水平のさんの高さは35cm以上50cm以下の位置等に設置する。

これは「わく組足場特有の規定」であり、法令どおりの数値なので 正しい です。

選択肢4. つり足場の場合を除き作業床の床材の幅は40cm以上とし、床材間のすき間は3cm以下とする。

作業床幅や床材間のすき間の規定も法令どおりで 正しい です。

まとめ

高さ2m以上の作業場所に設置する足場について、労働安全衛生法令では以下の基準が定められています。作業のために物体が落下するおそれのある場合は、幅木、メッシュシートまたは防網を高さ10cm以上設置する必要があります。わく組足場以外の足場では手すりの高さを85cm以上とし、わく組足場では手すりわくの水平のさんの高さを35cm以上50cm以下に設置します。また、つり足場を除き、作業床の床材の幅は40cm以上、床材間のすき間は3cm以下と定められています。

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