1級土木施工管理技士 過去問
平成26年度 択一式
問16 ((旧)平成25年〜27年度 問16)
問題文
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問題
1級土木施工管理技士試験 平成26年度 択一式 問16((旧)平成25年〜27年度 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
- 溶接割れの検査は、肉眼で行うのを原則とし、疑わしい場合には磁粉探傷試験又は浸透探傷試験を用いるのがよい。
- 外観検査で、不合格となったスタッドジベルは全数ハンマー打撃による曲げ検査を行い、外観検査で合格したものは曲げ検査を行なわなくてもよい。
- 非破壊試験のうち、磁粉探傷試験又は浸透探傷試験を行う者は、それぞれの試験の種類に対応した資格を有していなければならない。
- 設計図書において特に仕上げの指定のない開先溶接の余盛は、ビート幅と余盛高さが規定範囲内であれば仕上げなくてもよい。
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この過去問の解説 (3件)
01
2. 誤りです。スタッドジベルとは、鉄骨梁の剛性を上げるためにボルトをフランジ面の上に溶接することをいいます。外観検査で不合格になったスタッドジベルの全数に対しては曲げ検査も行わなければなりません。
3.設問のとおりです。非破壊検査等技術者がこれに当たります。
4.設問のとおりです。余盛りの幅をビート幅と言います。規定範囲内であれば仕上げは不要です
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02
鋼橋における「溶接部の検査」に関する問題です。
1.適当です。
まず第一は「肉眼」、疑わしい場合は前問にもでた「浸透深傷試験」、
または浸透液ではなく、磁粉を施して磁力が発生した際に傷のある所にでる
磁粉模様にて判断する「磁粉探傷試験」を行います。
2.適当ではありません。
外観検査での決まりごとは頻出です。しっかり押さえておきましょう。
外観検査で不合格となったスタッドジベル→「全数ハンマー検査」は
正しいです。
しかし、外観検査で合格したスタッドジベル→合格のスタッドジベルの中から
「1%」について「抜き取り検査」をおこなう、が正しい内容です。
3.適当です。
本文の通り、それぞれに応じた資格を有していなければなりません。
4.適当です。
開先溶接の溶接の余盛に関して、ビート幅(余盛幅)と余盛高さが
規定範囲内であれば仕上げを省略できます。
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03
鋼橋における溶接部の検査に関する問題です。
設問は適切となります。
溶接割れの検査は、肉眼で行うのを原則とし、疑わしい場合には磁粉探傷試験又は浸透探傷試験を実施すると良いです。
磁粉探傷試験とは、強磁性体を磁化した場合に、表層部に磁束を妨げる欠陥が存在するとき、外部空間に漏れ磁束が生じます。この漏洩磁束によって吸着された磁粉模様から表層部の欠陥を検出する方法です。
設問は不適切となっています。
外観検査で合格したものについても抜き取り検査を実施し、曲げ検査を行う必要があります。
設問は適切となります。
非破壊検査技術者の資格が必要となります。
設問は適切となります。
ビート幅と余盛高さについては、規定範囲内となっていれば仕上げは必要ありません。
非破壊検査とは、X線、超音波、磁気などの性質を応用し、産業生産施設から生活関連製品まであらゆる社会資本などを破壊することなく、欠陥や劣化の状況を調べる検査をいいます。
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