問題
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都市部山岳工法のトンネルの観察・計測に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
1 .
近接構造物に関しては、工事着工前に対象構造物の損傷状態を把握しておくとともに、工事中には、ひび割れの伸展などの損傷の進行性を確認することが重要である。
2 .
地表面沈下や近接構造物の挙動把握のための変位計測では、切羽通過後の変位を把握することが、最終変位の予測や適用した支保工及び補助工法の対策効果を確認するうえで重要である。
3 .
観察・計測結果は、迅速に設計と施工に反映できるように整理し、とくに切羽付近では、必要な対策のタイミングを逸することのないよう得られたデータを早期に判断する必要がある。
4 .
周辺の地下水に関しては、トンネルの工事中以外にも、工事前から工事後の長期にわたって計測を行う必要があるため、効率的な観察・計測計画を事前に立案しておく必要がある。
( 1級土木施工管理技術検定学科試験 平成26年度 問35 )