問題
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河川堤防の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
1 .
既設の堤防に腹付けを行う場合は、新旧法面をなじませるため段切りを行い、一般にその大きさは堤防締固め一層仕上り厚の倍の50~60cm程度とする。
2 .
築堤土は、粗い粒度から細かい粒度までが適当に配合されたものがよく、土質分類上は粘性土、砂質土、礫質土が適度に含まれていれば締固めも満足する施工ができる。
3 .
築堤の施工中は、降雨により雨水が一部に集中して施工中の法面の浸食を防ぐため、堤体の縦断方向に3~5%程度の勾配を設けながら施工する。
4 .
堤防法面が急な場合、芝などが活着するまで堤体と表層との間に分離を生じやすく、表層すべりを起こしすいので、堤体と表層が一体となるように締め固めなければならない。
( 1級土木施工管理技術検定学科試験 平成27年度 問21 )