1級土木施工管理技術の過去問
平成29年度
必須問題 問72

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度 必須問題 問72 (訂正依頼・報告はこちら)

工程管理における日程計画に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 作業可能日数の算出は、工事量に1日平均施工量を除して算出し、その日数が所要作業日数より多くなるようにする必要がある。
  • 日程計画では、各種工事に要する実稼働日数を算出し、この日数が作業可能日数より少ないか等しくなるようにする必要がある。
  • 作業可能日数は、暦日による日数から、定休日、天候その他に基づく作業不能日数を差し引いて推定する。
  • 1日平均施工量は、1時間平均施工量に1日平均作業時間を乗じて算出する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

【正解1】
1:適当ではありません。所要作業日数の算出は、工事量を1日平均施工量で除して算出し、作業可能日数は、所要作業日数より多く設定する必要があります。

2:適当です。日程計画では、各種工事に要する実稼働日数を算出し、この日数が作業可能日数より少ないか等しくなるようにする必要があります。

3:適当です。作業可能日数は、暦日による日数から、定休日、天候その他に基づく作業不能日数を差し引いて推定する方法があります。

4:適当です。1日平均施工量は、1時間平均施工量に1日平均作業時間を乗じて算出します。

参考になった数24

02

この問題も読み解くとおかしな部分があることに気づくと正解にたどり着きます。

1.誤っています。

 所要作業日数(実際にかかる日にち)=工事量÷1日平均施工量

 が正しいです。

 そして、作業可能日数(その作業が行える日にち)は所要作業日数より

 多くないと辻褄があいません。

 ※作業可能日数 > 所要作業日数

2.正しいです。

 作業可能日数 > 実稼働日数 または 作業可能日数 = 実稼働日数

 正しいです。

3.正しいです。

 本文の通りです。 

4.正しいです。

 1日平均施工量 = 1時間平均施工量 × 1日平均作業時間 です。

参考になった数10