1級土木施工管理技術の過去問
平成29年度
必須問題 問89

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度 必須問題 問89 (訂正依頼・報告はこちら)

アスファルト舗装の品質管理にあたっての留意事項に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 各工程の初期においては、品質管理の各項目に関して試験頻度を変えて、その時点の作業員や施工機械などの組合せによる作業工程を把握する。
  • 各工程の進捗にともない、管理の限界を十分満足できることが明確でも品質管理の各項目に関して試験頻度を変えてはならない。
  • 作業員や施工機械などの組合せを変更するときは、試験頻度を変えずに、新たな組合せによる品質の確認を行う。
  • 管理結果を工程能力図にプロットし、それが一方に片寄っている状況が続く場合は、試験頻度を変えずに異常の有無を確認する。

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この過去問の解説 (2件)

01

【正解1】

1:適当です。各工程の初期においては、品質管理の各項目に関して試験頻度を変えて、その時点の作業員や施工機械などの組合せによる作業工程を把握します。

2:適当ではありません。各工程の進歩に伴い、管理の限界を十分満足できることが明確となった場合、工程初期の段階で増やした試験頻度は適宜減らしても良いです。

3:適当ではありません。作業員や施工機械などの組合せを変更するときは、試験頻度を増やして、新たな組合せによる品質の確認を行います。

4:適当ではありません。管理結果を工程能力図にプロットし、それが一方に片寄っている状況が続く場合は、試験頻度を増やして異常の有無を確認します。

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02

この問題のポイントは「試験頻度」を「変える」のか「変えない」のかです。

1.適当です。

 各工程の初期においては、「試験頻度」を「変えて」です。

2.適当ではありません。

 管理の限界を十分満足できることが明確なら、「試験頻度」は「変えて」

 (減らして)よいのです。

3.適当ではありません。 

 作業員や施工機械などの組合せを変更するときは、「試験頻度」は

 「変えて」(増やして)ください。

4.適当ではありません。

 一方に片寄っている状況が続く場合は、何か異常がある可能性があります

 ので、「試験頻度」は「変えて」(増やして)ください。 

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