1級土木施工管理技術の過去問
令和2年度
選択問題 問11

適当なものは３です。

１．混合セメントB種を用いたコンクリートは、普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートよりも、養生期間が２、３日長くなります。

２．所定強度が得られるまで、コンクリート温度は5℃以上に保つ必要があります。

４．打込み後に実施するパイプクーリング通水用の水とコンクリート温度の差は20℃以下が目安です。温度差が大きすぎてもいけません。

0℃では低温すぎるため、不適当です。

１→誤りです。

混合セメントB種を用いたコンクリートの標準養生期間は、７日、

普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの標準養生期間は、５日です。

２→誤りです。

日平均気温が４℃以下になることが予想されるときは、

初期凍害を防止できる強度が得られるまで

ジェットヒーターや練炭を使用して、

コンクリート温度を５℃以上に保ちます。

３→設問通りです。

散水や養生は、コンクリートが表面を荒らさないで作業ができる程度に

硬化した後に開始します。

４→誤りです。

マスコンクリート構造物において、

打込み後に実施するパイプクーリング通水用の水は、

コンクリートとの温度差が20℃を超えないようにします。