1級土木施工管理技士 過去問
令和2年度
問62 (必須問題 問62)
問題文
TS（トータルステーション）を用いて行う測量に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
1級土木施工管理技術試験 令和2年度 問62（必須問題 問62） （訂正依頼・報告はこちら）
TS（トータルステーション）を用いて行う測量に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- TSでは、水平角観測、鉛直角観測及び距離測定は、1視準で同時に行うことを原則とする。
- TSでの鉛直角観測は、1視準1読定、望遠鏡正及び反の観測を1対回とする。
- TSでの距離測定にともなう気温及び気圧などの測定は、TSを整置した測点で行い、3級及び4級基準点測量においては、標準大気圧を用いて気象補正を行うことができる。
- TSでは、水平角観測の必要対回数に合わせ、取得された鉛直角観測値及び距離測定値はすべて採用し、その最小値を用いることができる。
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この過去問の解説 （3件）
01
〇１．設問の通りです。
〇２．設問の通りです。
〇３．設問の通りです。
✖４．
水平角観測の必要対回数に合わせ、取得された鉛直角観測値及び距離測定値はすべて採用し、その平均値を用いることができます。
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02
１．設問の通りです。
TS では、水平角観測、鉛直角観測及び距離測定は、1視準で同時に行うことを原則とします。
２．設問の通りです。
TS での鉛直角観測は、1視準1読定、望遠鏡正及び反の観測を1対回とします。
３．設問の通りです。
TS での距離測定にともなう気温及び気圧などの測定は、TS を整置した測点で行い、3級及び4級基準点測量においては、標準大気圧を用いて気象補正を行うことができます。
４．適当ではありません。
TS では、水平角観測の必要対回数に合わせ、取得された鉛直角観測値及び距離測定値はすべて採用し、その平均値を用いることができます。
最小値→平均値であれば正しいです。
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03
TS（トータルステーション）を用いた測量は、現代の測量作業において不可欠な技術です。水平角、鉛直角、距離の同時観測、観測方法、気象補正、データ処理など、TS測量の基本をおさえておきましょう。
〇適当です。
TSでは、水平角、鉛直角、距離測定を1視準で同時に行うことが可能です。これにより、作業効率が向上します。
〇適当です。
鉛直角観測は、1視準1読定、望遠鏡正反1対回観測を行うことで器械誤差を軽減し、観測精度を高めます。
〇適当です。
距離測定の際には、気温、気圧などの気象要素を測定し、距離測定値を補正する必要があります。
×不適当です。
TSで取得された鉛直角観測値および距離測定値は、すべて採用し、その平均値を用いるのが一般的です。
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