1級土木施工管理技術の過去問
令和3年度
選択問題 問8

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この過去問の解説 (2件)

01

〇1.設問の通りです。

コンクリートの打込み時にシュートを用いる場合は材料分離を防ぐために、縦シュートを標準とします。

やむを得ず斜めシュートを用いる場合、シュートの傾きはコンクリートが材料分離を起こさない程度のものであって、水平2に対して鉛直1程度を標準とします。

〇2.設問の通りです。

スラブのコンクリートが壁、又は柱のコンクリートと連続している場合には、壁、又は柱のコンクリートの沈下がほぼ終了してからスラブのコンクリートを打ち込むことを標準とします。

連続して打設すると、クラック発生などが懸念されます。

✖3.

コールドジョイントの発生を防ぐための許容打重ね時間間隔は、外気温が高いほど短くなります。

許容打ち重ね時間間隔は、外気温が25℃を超える場合は2時間以内、25℃以下の場合は2.5時間以内とします。

〇4.設問の通りです。

1回の打込み面積が大きく許容打重ね時間間隔の確保が困難な場合には、階段状にコンクリートを打ち込むことが有効です。

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02

正解は3です。

1.適当。

コンクリートの打込み時にシュートを用いる場合は、縦シュートを標準とし、コンクリートが一か所に集まらないようにします。

2.適当。

スラブのコンクリートが壁、又は柱のコンクリートと連続している場合には、壁、又は柱のコンクリートの沈下がほぼ終了してからスラブのコンクリートを打ち込むことを標準とします。

3.適当でない。

コールドジョイントの発生を防ぐための許容打重ね時間間隔は、外気温が高いほど短くなります。

4.適当。

許容打重ね時間間隔の確保が困難な場合には、階段状にコンクリートを打ち込むことが有効です。

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