1級土木施工管理技術の過去問
令和4年度
必須問題 問32
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和4年度 必須問題 問32 (訂正依頼・報告はこちら)
土木工事の品質管理に関する下記の文章中の( )の(イ)から(ニ)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。
・品質管理の目的は、契約約款、設計図書等に示された規格を十分満足するような構造物等を最も( イ )施工することである。
・品質( ロ )は、構造物の品質に重要な影響を及ぼすもの、工程に対して処置をとりやすいようにすぐに結果がわかるもの等に留意して決定する。
・品質( ハ )では、設計値を十分満たすような品質を実現するため、品質のばらつきの度合いを考慮して、余裕を持った品質を目標にしなければならない。
・作業標準は品質( ハ )を実現するための( ニ )での試験方法等に関する基準を決めるものである。
・品質管理の目的は、契約約款、設計図書等に示された規格を十分満足するような構造物等を最も( イ )施工することである。
・品質( ロ )は、構造物の品質に重要な影響を及ぼすもの、工程に対して処置をとりやすいようにすぐに結果がわかるもの等に留意して決定する。
・品質( ハ )では、設計値を十分満たすような品質を実現するため、品質のばらつきの度合いを考慮して、余裕を持った品質を目標にしなければならない。
・作業標準は品質( ハ )を実現するための( ニ )での試験方法等に関する基準を決めるものである。
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この過去問の解説 (2件)
01
土木工事の品質管理に関する設問です。
イ:経済的にが正答です。
品質管理の目的は、契約約款、設計図書等に示された規格を十分満足するような構造物等を最も経済的に施工することです。
速く施工しすぎると、品質が低下してしまいます。
ロ:特性が正答です。
品質特性は、構造物の品質に重要な影響を及ぼすもの、工程に対して処置をとりやすいようにすぐに結果がわかるもの等に留意して決定します。
品質標準ではありません。
ハ:標準が正答です。
品質標準では、設計値を十分満たすような品質を実現するため、品質のばらつきの度合いを考慮して、余裕を持った品質を目標にしなければなりません。
品質特性ではありません。
ニ:各段階の作業が正答です。
作業標準は品質標準を実現するための各段階の作業での試験方法等に関する基準を決めるものです。
各段階の作業ごとに所定の品質を確保しなければなりません。
正答をあてはめると以下のようになります。
・品質管理の目的は、契約約款、設計図書等に示された規格を十分満足するような構造物等を最も(経済的に)施工することである。
・品質(特性)は、構造物の品質に重要な影響を及ぼすもの、工程に対して処置をとりやすいようにすぐに結果がわかるもの等に留意して決定する。
・品質(標準)では、設計値を十分満たすような品質を実現するため、品質のばらつきの度合いを考慮して、余裕を持った品質を目標にしなければならない。
・作業標準は品質(標準)を実現するための(各段階の作業)での試験方法等に関する基準を決めるものである。
イとロとハとニが不適当です。
イ:経済的にが正答です。
ロ:特性が正答です。
ハ:標準が正答です。
ニ:各段階の作業が正答です。
イとニが不適当です。
イ:経済的にが正答です。
ニ:各段階の作業が正答です。
適当です。
ロとハが不適当です。
ロ:特性が正答です。
ハ:標準が正答です。
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02
イ:「経済的に」が正答です。
ロ:「特性」が正答です。
品質特性とは、設計された品質を満たすために、何を管理対象項目とするかを決めることをいいます。
ハ:「標準」が正答です。
品質標準とは、施工に際して実行しようとする品質の目標です。
ニ:「各段階の作業」 が正答です。
イ、ロ、ハ、ニが不適当です。
イ、ニが不適当です。
適当です。
ロ、ハが不適当です。
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