1級土木施工管理技術の過去問
令和5年度
選択問題 問54

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問題

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題を解くポイントは、建設業法に基づく元請負人の義務です。

特に、元請負人が下請負人に対してどのような責任を負うかに注目しましょう。

選択肢1. 元請負人は、その請け負った建設工事を施工するために必要な工程の細目、作業方法その他元請負人において定めるべき事項を定めようとするときは、あらかじめ、下請負人の意見をきかなければならない。

適当です。

元請負人は、その請け負った建設工事を施工するために必要な工程の細目、

作業方法その他元請負人において定めるべき事項を定めようとするときは、

あらかじめ、下請負人の意見をきかなければなりません。

選択肢2. 元請負人は、請負代金の出来形部分に対する支払を受けたときは、施工した下請負人に対して、下請代金の一部を、当該支払を受けた日から 40 日以内で、かつ、できる限り短い期間内に支払わなければならない。

不適当です。

元請負人は、請負代金の出来形部分に対する支払を受けたときは、

施工した下請負人に対して、下請代金の一部を、当該支払を受けた日から 1か月以内で、

かつ、できる限り短い期間内に支払わなければなりません。

選択肢3. 元請負人は、前払金の支払を受けたときは、下請負人に対して、資材の購入、労働者の募集その他建設工事の着手に必要な費用を前払金として支払うよう適切な配慮をしなければならない。

適当です。

元請負人は前払金を受け取った際に、元請負人が下請負人に対して適切な配慮をする義務があります。

資材の購入や労働者の募集など、工事開始に必要な前払金の支払いをしなければなりません。

選択肢4. 元請負人は、下請負人からその請け負った建設工事が完成した旨の通知を受けたときは、当該通知を受けた日から 20 日以内で、かつ、できる限り短い期間内に、その完成を確認するための検査を完了しなければならない。

適当です。

下請負人から工事完成の通知を受けた場合、元請負人は20日以内に工事の検査を

完了しなければなりません。

まとめ

この元請負人の義務に関する問題は、建設業法令上の義務を理解して

誤りに気付けるようにしましょう。

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