1級土木施工管理技術の過去問
令和5年度
必須問題 問23

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度 必須問題 問23 (訂正依頼・報告はこちら)

施工管理体制に関する下記の文章中の(   )の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。

・元請負者は、すべての関係請負人の( イ )を明確にして、これらのすべてを管理・監督しつつ工事の適正な施工の確保を図ることが必要である。
・元請負者は、下請負人の名称、当該下請負人に係る( ロ )を記載した施工体制台帳を現場ごとに備え付け、発注者から請求があれば、閲覧に供しなければならない。
・元請負者は、下請負人に対して、その下請けした工事を他の建設業者に下請けさせた場合は、( ハ )の提出を書面で義務づけ、その書面を工事現場の見やすい場所に掲示しなければならない。
・元請負者は、各下請負人の施工分担関係を表示した( ニ )を作成し、工事関係者全員に施工分担関係がわかるように工事現場の見やすい場所に掲示しなければならない。
  • イ:保証人   ロ:使用資機材及び金額等  ハ:再下請通知書  ニ:工程管理図
  • イ:役割分担  ロ:工事の内容及び工期等  ハ:再下請通知書  ニ:施工体系図
  • イ:保証人   ロ:工事の内容及び工期等  ハ:下請契約書   ニ:工程管理図
  • イ:役割分担  ロ:使用資機材及び金額等  ハ:下請契約書   ニ:施工体系図

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この過去問の解説 (2件)

01

施工管理体制における重要な要素について理解し、適切な語句を選ぶことが求められています。

 

選択肢1. イ:保証人   ロ:使用資機材及び金額等  ハ:再下請通知書  ニ:工程管理図

不適当です。

下請負人に関する記載において「保証人」といった語句は不適切であり、資機材や金額等に関しても重要な項目ではありますが、工事の内容や工期等が関係する場合の方が妥当です。

この記述は間違いです。

選択肢2. イ:役割分担  ロ:工事の内容及び工期等  ハ:再下請通知書  ニ:施工体系図

適当です。

「役割分担」は下請負人や施工業者ごとの責任範囲を明確にするために適切な表現です。

また「工事の内容及び工期等」を記載した施工体制台帳や、「再下請通知書」の提出書類としての内容は適切です。

「施工体系図」は施工分担を明確にするための図面であり、現場での掲示に必要なものです。

この記述は正しいです。

選択肢3. イ:保証人   ロ:工事の内容及び工期等  ハ:下請契約書   ニ:工程管理図

不適当です。

「保証人」といった語句は、ここでは適切ではありません。

また下請契約書を求めるという点は重要ですが、施工管理体制においては「施工体系図」の方が適切です。

この記述は間違いです。

選択肢4. イ:役割分担  ロ:使用資機材及び金額等  ハ:下請契約書   ニ:施工体系図

不適当です。

「使用資機材及び金額等」の項目は確かに重要ですが、工事の内容や工期等の詳細が記載される方が適切です。

また下請契約書は関連する書類ではありますが、管理体制の文脈においては「再下請通知書」の方がより関連性があります。

この記述は間違いです。

まとめ

施工管理体制を適切に構築するためには、元請負者が関係する下請負人や作業分担、資機材、工程管理等に対して適切な管理と監督を行う必要があります。

適切な語句の組み合わせを理解することで、施工管理における計画立案や監督の重要性を深く理解できます。

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02

この問題は、施工管理体制における元請負者と下請負人の関係について

理解することが大切です。

選択肢1. イ:保証人   ロ:使用資機材及び金額等  ハ:再下請通知書  ニ:工程管理図

不適当です。

イ:役割分担  ロ:工事の内容及び工期等  ハ:再下請通知書 

ニ:施工体系図 が答えになります。

 

選択肢2. イ:役割分担  ロ:工事の内容及び工期等  ハ:再下請通知書  ニ:施工体系図

適当です。

選択肢3. イ:保証人   ロ:工事の内容及び工期等  ハ:下請契約書   ニ:工程管理図

不適当です。

イ:役割分担  ロ:工事の内容及び工期等  ハ:再下請通知書 

ニ:施工体系図 が答えになります。

 

選択肢4. イ:役割分担  ロ:使用資機材及び金額等  ハ:下請契約書   ニ:施工体系図

不適当です。

イ:役割分担  ロ:工事の内容及び工期等  ハ:再下請通知書 

ニ:施工体系図 が答えになります。

 

まとめ

施工管理体制について各下請負人の役割を分担し、施工体制関係をわかるように

掲示することが大切です。

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