一級建築士の過去問
平成27年(2015年)
学科1(計画) 問15
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問題
一級建築士試験 平成27年(2015年) 学科1(計画) 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
公共建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 客席数1,600席のコンサートホールの計画において、音響が安定しているシューボックス型を採用した。
- 一般的な総合病院の計画において、外来部門の床面積の割合を、延べ面積の13%とした。
- 人口50万人の都市にある市庁舎の計画において、転入・転出等の届出の受理や証明書の発行等を行う窓口事務部分の床面積の割合を、延べ面積の8%とした。
- 24クラスの小学校の計画において、普通教科はクラスルームで行い、実験や実習の授業は特別教室で行う教科教室型を採用した。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:設問通りです
コンサートホーにはシューボックス型、アリーナ型の2種類があり、音響の安定性を考慮する場合はシューボックス型を採用します。
2:設問通りです
病院は大きく分けて・外来部・診療部・病棟部・供給部・管理部の5つに分かれていてそのうちの外来部の床面積は全体の10~15%とします。
3:設問通りです
市庁舎には窓口業務、一般事務、委員会・執行部等数多く分類がありますが床面積の割合はどれも10%程度となっております。
4:誤りです
小学校は低学年、高学年で運営方針が変わります。
低学年は総合教室型、高学年は特別教室型を採用します。
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02
1.記述のとおりです。適切な大きさは2000㎡以下とされています。
2.記述のとおりです。一般的な総合病院の計画において、
外来部門の床面積の割合は延べ面積の10~15%程度です。
3.記述のとおりです。市庁舎の延べ面積に対する窓口事務部門の
床面積の比率は、一般に10%程度です。
4.設問の記述は特別教室型に関する内容です。
一般的に低学年には総合教室型、中学年以上には特別教室型が適用されま
す。
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03
2 正。一般的な総合病院の計画において、外来部門の床面積の割合は延べ面積の10~15%程度とします。
3 正。市庁舎の窓口事務部分の床面積の割合は、延べ面積の10%程度とします。
4 誤。設問は特別教室型に関する記述です。
小学校の計画においては、低学年にはすべての学習活動をクラスルームで行う総合教室型を採用し、高学年には特別教室型を採用します。
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