一級建築士の過去問
平成27年(2015年)
学科1(計画) 問16

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問題

一級建築士試験 平成27年(2015年) 学科1(計画) 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

高齢者や障がい者のための施設やサービスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 「施設入所支援」は、障がい者支援施設の入所者に対して、主として夜間における入浴や食事等の介護を行うサービスである。
  • 「福祉ホーム」は、現に住居を求めている障がい者に対して、低額な料金で、居室その他の設備を提供するとともに、日常生活に必要な便宜を供与する施設である。
  • 「軽費老人ホーム( ケアハウス )」は、急性期の医療が終わり、病状が安定期にある患者のための長期療養施設である。
  • 「小規模多機能型居宅介護」は、在宅の高齢者が要介護状態になっても、住み慣れた地域で生活が継続できるように支援することを目的として、通所を中心とし、随時の訪問による介護や短期間の宿泊等を組み合わせた介護サービスである。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1:設問通りです
施設入所支援とは入居者に対して、日中を含め主に夜間における入浴、排せつ、食事、着替えのほかに生活に関する相談等のサービスを提供することを指します。

2:設問通りです
福祉ホームとは現に住居を求めている障害者に対し、低額な料金で居室、その他の設備や日常生活に必要なサービスを提供する施設を指しますが、常時介護や医療を必要とする状態にある人は対象外となっております。

3:誤りです
軽費老人ホーム( ケアハウス )は日常生活を営むのに不安があり、家族の援助を受けることが困難な高齢者等を対象に日常生活上必要なサービスを低価格で受けられる施設のことを指します。
設問は介護療養型医療施設となっています。

4:設問通りです
小規模多機能型居宅介護は高齢者が要介護となっても住み慣れた地域で生活が継続できるように支援することを目的にした訪問介護と宿泊を組み合わせた介護サービスのことを指します。

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02

3が不適当です。

1.記述のとおりです。
 主として夜間における入浴、排泄、食事等の介護や生活等に関する相談、
 その他必要とされる日常生活上の支援を行う障がい福祉サービスの一つで 
 す。

2.記述のとおりです。障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するた
 めの法律に基づく施設です。

3.記述は介護療養型医療施設の説明です。
 軽費老人ホーム( ケアハウス )は60歳以上で、身体機能の低下等により
 日常生活に不安があり、家族による援助を受けることが困難な高齢者が、
 食事や入浴の準備等の日常生活上必要なサービスを受けることができる施設
 です。

4.記述のとおりです。通所(デイサービス)を中心とし、随時の訪問による介護や
 短期間の宿泊(ショートステイ)等を組み合わせた介護サービスである。

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03

1 正。施設入所支援は主として夜間における入浴や食事等の介護を行うサービスのほか、生活等に関する相談や日常生活上の支援を行います。

2 正。

3 誤。軽費老人ホーム( ケアハウス )は、食事や洗濯などの介護サービスを受けることが出来る施設で、60歳以上の高齢者が対象となります。
設問は介護療養型医療施設に関する記述です。

4 正。小規模多機能型居宅介護は、通所(デイサービス)を中心に随時の訪問による介護や短期間の宿泊(ショートステイ)を組み合わせ、在宅での生活の支援などを行うサービスです。

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