一級建築士の過去問
平成27年(2015年)
学科5(施工) 問116

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問題

一級建築士試験 平成27年(2015年) 学科5(施工) 問116 (訂正依頼・報告はこちら)

防水工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • アスファルト防水工事において、防水下地の入隅及び出隅については、通りよく45度の面取りとした。
  • アスファルト防水工事において、平場部の防水層の保護コンクリートに設ける伸縮目地の割付けについては、パラペット等の立上り部の仕上り面から600mm程度とし、中間部は縦横の間隔を3,000mm程度とした。
  • 塗膜防水工事において、防水材塗継ぎの重ね幅を50mmとし、補強布の重ね幅を100mmとした。
  • シーリング工事において、2成分形シーリング材は、1組の作業班が1日に行った施工箇所を1ロットとして、ロットごとに別に作成したサンプルにより、定期的に練混ぜ後の硬化状態を確認した。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.[正]
アスファルト防水の入隅および出隅は通りよく45°の面取りとします。
また、シート防水、塗膜防水の入隅は直角とします。
2.[正]
目地の割付は中間部は縦横3m程度の間隔、立上り際から600mm以内の位置とします。
3.[誤]
塗膜防水の補強布の重ね幅は50mm程度、塗継ぎの重ね幅は100mm内外とします。
4.[正]
2成分形シーリング材は製造所の指定する配合により練り混ぜて、可使時間内に使用します。また練り混ぜたシーリング材は、1組の作業班が1日に行った施工箇所を1ロットとして、各ロットごとにサンプリングを行い、硬化状態を確認します。

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02

1.設問通り、適当です。
2.設問通り、適当です。
3.誤りです。
塗膜防水工事において、補強布は防水下地の補強となり防水材塗布は仕上となります。補強布の重ね幅は50㎜、防水材の塗継ぎ重ね幅は100㎜とします。
4.設問通り、適当です。

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