一級建築士の過去問
平成27年(2015年)
学科5(施工) 問123
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問題
一級建築士試験 平成27年(2015年) 学科5(施工) 問123 (訂正依頼・報告はこちら)
各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 屋上緑化改修工事において、植物の地下茎が肥大成長するときに、耐根層のシートの隙間を貫通しないよう、耐根シートの重ね合わせの接合部については、平場と同等の性能となるよう接合した。
- 防火認定が必要な壁紙の張替え工事において、コンクリート下地に強く張り付いた既存の壁紙の裏打ち紙を残し、新規の壁紙を張り付けた。
- アルミニウム製建具の改修工事において、新規建具と鉄筋コンクリート躯体の取合いのシーリングは、目地深さが所定の寸法であり、被着体の挙動が少ないことが確認できたので、ボンドブレーカーを省略し三面接着とした。
- 下地がモルタル塗りである塗床の改修工事において、既存の合成樹脂塗床材の除去は、電動ケレン棒を使用し、当該塗床材をモルタルとともに一体で撤去した。
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この過去問の解説 (3件)
01
耐根シートは重ね合わせ部が弱点となるため平場と同等の性能となるよう接合します。
2.[誤]
既存の壁紙が残ったままでは防火認定仕様の範囲外となるため既存の壁紙は裏打ち紙含めて全て撤去する必要があります。
3.[正]
被着体の挙動が少ない箇所のジョイントは水道を遮断するため三面接着とします。
4.[正]
塗床材の除去は電動ケレン棒、電動はつり器具などにより行います。下地がモルタル塗りの場合はモルタル下地とも除去します。
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02
2.誤りです。
防火認定の壁紙は、下地基材面を露出させてから新規の壁紙を張り付けなければなりません。既存壁紙の裏紙はすべて剥離撤去しなければなりません。
3.設問通り、適当です。
4.設問通り、適当です。
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03
2. 誤り
既存の壁紙は完全に撤去します。
3. 設問の通り
躯体と建具の取合いのシーリングは
ノンワーキングジョイントとなるので、
三面接着は適当です。
4.設問の通り
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