一級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科1(計画) 問8
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問題
一級建築士試験 平成28年(2016年) 学科1(計画) 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 中規模事務所ビルの計画において、基準階の共用部の主要な廊下の幅員を、2.0mとした。
- 公共体育館の計画において、成人用バスケットボールコートを二面配置するために、床面の内法寸法を、30m×35mとした。
- バスターミナルの誘導車路の屈曲部の計画において、全長12m程度の大型バスの最小回転半径を、12mとした。
- 大規模量販店の計画において、売場の客用通路の幅員は、主要な避難通路を3.0mとし、それ以外の通路を1.8mとした。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.誤りです。
バスケットボールコートは1面15m×28mです。2面の場合、間隔を5m空け、周囲を3m空けて配置します。このことから「41m(3m+15m+5m+15m+3m)」×「34m(3m+28m+3m)」の寸法を必要とします。
3.設問通り、適当です。
4.設問通り、適当です。
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02
中規模事務所の廊下の幅は両側に居室がある場合1.6m以上、その他の場合1.2m以上とします。
なお、学校等では両側居室で2.3m以上、その他で1.8m以上とします。
2.[誤]
バスケットボールコートのサイズは28m×15mでコート間の間隔は5m、コート周囲は3m以上確保します。
必要寸法は41m×34mとなるので誤りです。
3.[正]
誘導車路の屈曲部は長さ12mで最小回転半径が12mのバスが円滑に回転できる構造としなければなりません。
4.[正]
商業施設の主要通路の幅員は2.7~3.3m程度、副通路は1.8~2.6m程度とします。
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03
ビルの廊下の幅員は、
・両側に居室がある場合:1.6m以上
・その他(片側居室):1.2m
2. 誤り
バスケットボールのコートを二面配置する場合、内法寸法は41mx34m以上
必要です。
*合わせて覚えましょう
1面の広さ:15mx28m
天井高さ:7m以上
3. 設問の通り
4. 設問の通り
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